続報! "今までにない"「adidas Plants Exhibition」をレポート。

先週末の10月10日(土)から11日(日)まで開催された、倉石一樹氏、東信氏のディレクションによる"植物"をテーマにした〈アディダス〉のユニークなエキシビジョン。みなさん、ご存知でしたか? すでに9月末にフイナムニュースでご紹介しているので、『知ってるよ』や『行ってきました! 』とか『残念ながら行けなかった......』などなど、さまざまな方がいらっしゃるかと思います。そこで、開催前夜の9日(金)に催されたレセプションパーティの様子、そしてデザイナー2人のインタビューをあわせて、いち早く読者のみなさんにお届けします。

日本から世界に向けて発信する新プロダクトは"植物"がテーマです。
場所は小田急線の千歳船橋駅から徒歩15分ほど。世田谷区の閑静な住宅街のなかにある畑が、その舞台でした。そこに建てられたビニールハウスのなかでは、無国籍に集められた植物とリンクして、新しいプロダクト「FIVE-TWO 3 "PLANTS PACK"」の世界観があますことなく表現されています。見所は、秋の夜長に鈴虫が奏でる音色と相まって、ここは楽園ですか? って思えるほど見事に完成されたビニールハウス内の空間演出。これはもちろん、11月13日(金)から始まる"PLANTS PACK"のグローバルリリースに先駆けて作られたインスタレーション作品展なのですが、もはやその域を超え現代アートに昇華していました。お見事! 日本を代表するクリエーター2人が、今までにない切り口で展開する〈アディダス〉の新たなアプローチに期待が高まります。
無国籍に集められた植物と"PLANTS PACK"が同居するまさに、"へうげ"た空間でした。
なんと、その場で"PLANTS PACK"全商品の予約ができるサービスが! ニクイ心粋です。
デザイナーの2人に聞いた7つの質問!
アディダスのFIVE-TWO 3 "PLANTS PACK"はどんなブランド?
11月にグローバルリリースされる東信、倉石一樹両氏のディレクションによる〈アディダス オリジナルス〉の「FIVE-TWO 3 "PLANTS PACK"」。"植物"をテーマにした、今までにない切り口で展開されるプロダクトの事の始まりから仕上がりまで、そして自然を感じる好きな場所は? なんてことも詳しく聞いてみました。

Questiion 01:
"PLANTS PACK"を始めるきっかけは?
Answer 01:
「アディダス オリジナルスで今年からスタートしたFIVE-TWO 3っていうパッケージがあって、それを今回、誰にやってもらおうという段階で僕のところに話しがきて、今まで何度かお仕事をご一緒したことのある東さんとだったら、きっと面白いものがつくれると思ってお願いしました。それが最初のきっかけですね」(倉石)
「そこから話しが進んでプロデュースは倉石さんにしていただいて、コンセプトは僕が考えて、デザインは一緒にするという流れで制作しました」(東)
Questiion 02:
テーマが植物ということですが、その理由は?
Answer 02:
「僕が、花屋なんで(笑)。 またアディダス オリジナルスのロゴマークが月桂樹からとったものということもあって、じゃあロゴマークを生かして植物を取り込んだら面白いなっていうコンセプトから入りました。それと、花を一本も使わずにひとつのブランドから、花束を届けるニュアンスでみんなに届けたいなっていうところから始まったというんですかね。あと、今までアディダスに植物をテーマにしたラインがなかったのも理由のひとつですね」(東)
Questiion 03:
"PLANTS PACK"の名前の由来は?
Answer 03:
「それは最初にアディダスが決めました(笑)」(倉石)
「でも結局、植物という切り口で、プロダクトがひとつひとつ成立しているから面白いですよね。例えばエンボス地で葉っぱの葉脈になった靴だったり、インソールは人工芝だったり、アウトソールが土をイメージしていたりとか、すべてを植物にあてこんでいるっていう、名前とリンクした楽しさがありますよね」(東)
Questiion 04:
このプロダクトに込められた想いは?
Answer 04:
「みんながお花を飾るようにとか、つねに身に纏えるものでというイメージと、アディダスというブランドがコアにあって、そこから余波して植物を取り込んだっていうものだから、特に何を意識してつくったっていうものではないんです。今、環境問題がとりざたされているからって理由でもないですし、それとはまったく別の路線だと思います」(東)
Questiion 05:
このプロダクトで一番こだわっているところは? また、一番大変だったところは?
Answer 05:
「靴が5種類あるんですけど、それを植物に関連づけて、なおかつ同じように見えないデザインを仕上げることにこだわりました。例えば葉脈をエンボスで出してみたりとか、ひび割れているのがアッパーの表面にみえるとか。個別にニュアンスを出して細かいところまで変化をつけています。あと、すべて白い靴がベースなので、それをひとつひとつ違う表情で見せるというのが大変でもありましたね」(倉石)
Questiion 06:
どんな人に買ってもらいたいですか?
Answer 06:
「これを見て、いいなって思ってもらえる人がいいですね。好きだって思ってもらえる人。このプロダクトは、特定の誰かを対象にしてつくっているわけではないですし、それはみんなが決める事で、作り手の僕らが決める事ではないと思うので。お年寄りから子供まで、幅広く興味を持ってもらえればいいですね」(東)
「僕も同じです。あと自分たちが本当に良いと納得するものじゃないと、いけないなって思います。その点、このプロダクトは二人とも十分満足しています」(倉石)
Questiion 07:
最後に、お二人にとって自然(植物)を感じる場所はどこですか?
Answer 07:
「僕は、今回の会場みたいな空き地で畑があるような場所が好きですね。山は、山の良さがあって、もちろん好きですけど」(東)
「山に行けば普通に自然を感じることができるけど、会場づくりのときに久々に土いじりをしてみると、都会でも自然を感じることができるんだなって改めて思いましたね。自分が行動することで、自然を感じられたことがすごくよかったです」(倉石)
[デザイナー プロフィール]
写真左:
倉石一樹 Kazuki Kuraishi
adidasクリエイティブ・プロダクトマネージャー。1975年、東京生まれ。日本のファッション・シーンにおける最重要クリエーターの一人。シンプルながらも存在感のあるデザインによって唯一無二のプロダクトを生み出す。現在はadidasのドイツ本社で企画されたグローバル・プロダクトを日本で展開するかたわら、fragment design名義、およびフリーデザイナーとしてミュージシャンのアルバムジャケットやアパレルブランドのグラフィックなど、幅広いジャンルで活躍中。
写真右:
東信 Makoto Azuma
フラワーアーティスト。1976年生まれ。ミュージシャンを目指して上京後、花屋でアルバイトしていたことがきっかけで、花の魅力に惹かれ、その後独学で花の知識を学ぶ。2002年より花屋を営み、現在は南青山にてオーダーメイド専門の花屋「ジャルダン・デ・フルール」を展開中。アメリカやフランス・ドイツなど欧米各国で個展を開催する他に、海外ファッションブランドのディスプレイや映画、雑誌、広告など幅広い分野で活躍。
「FIVE-TWO 3 "PLANTS PACK"」とは?
植物にインスパイアされた「FIVE-TWO 3 "PLANTS PACK"」は、〈アディダス オリジナルス〉のウエアやシューズが持つクラッシックなシルエットに、ナチュラルでフレッシュなルックスをインプットした秀逸なデザインのパッケージ・モデル。今年から始まった新プロダクト「FIVE-TWO 3」の中でも、最もクリーンでミニマルな仕上がりです。倉石一樹、東信両氏のディレクションが、植物というテーマで作り上げた全く新しい創造的なプロダクトだと言えます。
アディダス オリジナルスの「FIVE-TWO 3 "PLANTS PACK"」
トレフォイル(三つ葉のロゴ)を印象づけた歴史的名作の5足:

すべてのシューズに共通するブラウンのアウトソールは大地をイメージしています。
上:左から「SAMBA PLANT」¥15,750 「STAN SMITH 80s PALANT」¥17,850
中:「SS 80s PLANT」¥18,900
下:左から「FRM MID PLANT」¥18,900 「NIZZA HI PLANT」¥13,650
左:エンボス地で葉っぱの葉脈をデザイン。使い込むほどにひび割れて味が出ます。
右:"PLANTS PACK"のアイコンともいうべき画期的なトレフォイルに注目!
ウエア:(画像なし)
ユニークなクリエイティブでクラッシックなスポーツウェアをスタイリッシュにアップデートした「70s Track Top PLANTS」¥15,750
〈アディダス オリジナルス〉の定番のトラックトップを"PLATS PACK"のコンセプトでクリエーションした「SS Track Top PLANTS」¥13,650
発売日:11月13日(金)
お問い合わせ先:アディダス ジャパン
TEL:0120-810-654 携帯・PHSからは03-5956-8814(電話受付9:30~18:00)
www.adidas.co.jp/originals
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