vol.97

素足を彩る、珠玉のローファー15選。

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定番から話題の一足まで、
フイナム的に選りすぐり。

トラッドの復刻やマリンスタイルの隆盛など、巷では様々なトレンドが声高に叫ばれていますが、いつの時代も春夏の装いに不可欠なアイテムの一つが"ローファー"。ショーツやクロップドパンツ、デニムにスーツと、あらゆるコーディネイトに取り入れることができるローファーは、やはり素足に履くのがイチバン。今回は、そんな男の素足に合う、最高の面構えをしたアイテムを厳選。

Photos_Hiroyo Kai(STUH)

別名コインローファーとも呼ばれるこのモデルは、甲の部分に1セント硬貨(ペニー)をはさんだりしたのがその名の由来。ローファースタイルの定番として、ワードローブに一足は加えておきたいアイテムなだけに、信頼できる相棒をチョイスしたいもの。ベーシックなデザインのなかに、確かなこだわりを感じる4足をピックアップ。
無骨さを纏ったシンプルの極地。

キップスキンと呼ばれる、生後1年以内の子牛の皮を使用した一足。薄くて軽い、春夏らしい素材である一方、丈夫さも兼ね備えているのも特徴。〈マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL)〉らしいシンプルなデザインの中に漂う無骨さと、低く設定されたヒールはトラッドな趣ながら適度なドレスダウンにも最適な表情です。
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¥45,150
問合せ:アングローバル
電話:03-5467-7874
愛され続けるペニーローファーの元祖。

130年以上もの歴史を誇り、コインローファーの先駆けとしても知られる〈バス(G.H. BASS)〉。そんな同ブランドの代名詞とも呼べるのが、この「LOGAN」。アッパーのガラスレザーが上品な光沢を放つ一足は、アメリカでは古くから学生の定番として愛用されてきたモデル。王道アイビールックで合わせたい。
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¥18,690
問合せ:キャシディ ホームグロウン H.ヤギサワ
電話:03-3470-0970
2つの赤が魅せる新鮮なカラーリング。

ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ〉とインドネシアのシューズブランド、〈ジャラン スリワヤ(JALAN SRIWIJAYA)〉が毎シーズン展開するアイテムのなかからの一足。味わい深いワインレッドの色味とステッチのレッドがありそうでなかった組み合わせ。
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¥33,600
問合せ:ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 公園通り店
電話:03-5428-1893
ブランドの息吹を感じるこだわりの定番。

ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)〉のローファーは、誕生までに200を越える試作を重ねたという逸品。その完成までに費やすあらゆる行程は、すべて自社で行うことにより、脈々と次代の職人たちへと受け継がれます。そんな時の重みを感じる一足は、ジャケットスタイルなどで上品に着こなしたいですね。
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¥76,650
問合せ:ジェイエムウエストン青山店
電話:03-6805-1691
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