福岡より帰還 - 代官山通信（蔡 俊行）

　今日は早朝から福岡へ飛んだ。一仕事終え、うどんを喰って羽田へとんぼ返り。でいまPCの前に戻った。束になっているメールと格闘するのは後にして、日課のこれを書いている。
久しぶりの福岡だったので、長浜ラーメンを食いたかったが、近くに良い店がなかった。まあ、遊びに行ったわけではないのでまあいいか。
困ったのは、福岡空港の全日空のラウンジである。空港に早くついたのでラウンジでメール確認などをしようとチェックインしたところ、なんと、改装工事中。1000円の食券をもらい空港内のカフェなどで過ごしてくれとのこと。うええ、それは困る。
さらに困ったのは、帰りの飛行機の隣に座った人。咳がとてもひどいのである。だからといって席を代わるわけにもいかず、文句を言えるわけでもなく・・・。ホント、困るとしかいいようがない。
大体、こういう交通機関を利用して隣にロクな人物が座った試しがない。美女は公共交通機関を使わないのだろうか。
格安航空券で旅すると、必ず巨大な外人が隣に座るというのはどういうこと？　という話でいつも盛り上がる。あれはカウンターでこっちの体型を見て、巨大な人物とバランスを取っているのだ、なんて都市伝説もあるが、果たしてどうなのだろう。
元パンナムの地上係員で、現在ロスに住むコーディネーターの方から聞いた話。
彼が空港で働いていた時、ダブルブッキングなどで誰かをアッパークラスへアップグレードさせなくてはならない場合、並んでいる客の服装を見て判断していたと言っていた。スーツを着ているとか身なりがパリッとした人から選んでいたという。グランジやパンクはだめ。
そう、空港係員は恣意的に客を選んでいるらしいのだ。
その伝でいくと、となりに巨大人が来るのも肯ける話だ。
まあ、そんなことはどうでもいい。おかげでこっちもさっきから咳が止まらない。元々喉が弱い方なので、今日は暖かくして早めに寝よ。
季節の変わり目、風邪を引かないで楽しい週末を過ごしましょう。