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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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煙がいやだ

2007.07.25

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「本日の柏崎原発ニュース」とシリーズ化した方がいいくらい原発の地震被害についての発表が毎日小出しに出されている。事故を矮小化させたいがための策略か? あまり報道されていないが、とんでもない事態でないことを祈りたい。
ところで。昨夜の会食は恵比寿のとある飲食店だった。これがどういうわけか二階なのに空調が悪く、タバコの煙が充満しまくっている。その充満度は常軌を逸しているといっても過言ではない。まるで喫煙コーナーばりの充満度。喉も目も煙でやられてしまった。帰宅後シャワーを浴びても煙臭さが抜けない。鼻の穴に煙の匂いが染み込んでいるのだろう。たぶん副流煙でたばこ10本くらい吸った気分だ。
禁煙してもう12年以上経つ。つまりその昔はタバコ飲みだったので喫煙者の気持ちも理解できる。だから一方的に嫌煙権を持ち出すつもりはない。しかし当時でも新幹線は禁煙車に乗っていたし、食事中隣でタバコを吸われるのは正直イヤだった。自分勝手な話だが。
普段、飲食店で同席する人たちがタバコを吸ってもまったく問題ない。意識しない問題だ。しかしくどいが昨日の店の空調は本当にひどかった。
実は、事務所の近くに夜は居酒屋的営業をしている和系のレストランがある。ランチは特に取り立てて書くべき事のない物なのだが、近くに手頃な店が少ないため以前何度か利用していた。実はこのお店も二階にあるのだが、ここも空調が悪い。
ランチタイムに行くと近くのアパレル系と思わしき女性達が全員紫煙を燻らせている。大体そういう方達は4人から6人の団体で、しかも同じタイミングでタバコに火を点けるもんだから煙が一気に充満する。そういう団体が3〜4組常駐しているのでもはや食事どころではない。煙を食っているのか焼き魚を食っているのか分からなくなる。
同じ喫煙者の多い飲食店でもあまり煙が気にならないお店もある。彼我の差はなんだろうという疑問が本日の主題だ。いや、そんな大げさな物ではないが。
お店を設計する時に設計士はそういう空気の流れのようなものを考えているのだろうか。もちろん飲食店、火を使うので換気には気を配るのは当然。しかし客席の空気の流れまではさすがに優先度は低いだろう。
唐突だがミシュランである。すでにすきやばし二郎は三つ星決定などと囁かれているが、空気の流れも星に影響するのだろうか。
自分自身耳はやや遠いきらいがあるが、鼻は結構敏感だ。というか人が嗅げない匂いもかぎ分けられる能力があるということに最近やっと気が付いた。これが普通と思っていたが、意外とそうではないらしく、特別な鼻を持っているようだ。いやそれがワインの微妙な香りをかぎ分けるとかそういう繊細なものではなく、やや敏感なくらいの話だが。
煙嫌いもそこから来ているのかも知れない。

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