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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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LSD

2007.10.26

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 来月、我が事務所のスタッフがほぼ総出でハーフマラソン大会に出る。すでに編集・平野も書いているし、自分もこの欄で書いたと思う。ただ自分の思いつきで普段ジョギングしていることの延長でエントリーしようとしたところ、平野が音頭を取りほぼ全員参加を強制したような形だ。どうしてもイヤというのなら別にそれはそれで構わない。しかし誰も不平を言わないところを見るとすこしは面白がっているのかなと思う。
最近、ジムでも家の近くの公園でも目に見えてジョガーが増えてきたように思う。ずっとジョギング人口が静かに増え続けているということは感じていたが、あらためてそのすごさを思い知っている。
そのハーフにはなんとかエントリーできたものの、ちょっとした人気の大会などはエントリー過多で抽選とか先着順になっているものもある。東京マラソンがそれだが、駒沢公園から国道246を通り二子玉川がゴールのハーフマラソンなども人気で参加できなかった。
自分が走り始めたきっかけは、サッカーであった。学生時代結構本気でやっていたサッカーだが、社会人になりボールを蹴る機会もなくなりいつの間にか運動不足になっていた。ところが20代の半ばを過ぎた頃から草サッカーをする機会が増えた。イメージは学生時代なのだがどうしても体がついてこない。このもどかしさをどうかするために再度一から走り直そうとして始めたのである。
以来、もう20年近く休んだり、走ったりを繰り返しながらどうにか走り続けている。
ゾーンに入っている時は週に3回とか4回とか走るけど、1ヶ月以上走らない時もある。しかし概して週に1回以上は走るように努力している。あまり長い期間走らないと、気持ちが落ち着かないというか気持ちが悪くなる。
タイムはまったく速くない。というかむしろ遅い。ハーフで2時間を切れれば良い方だ。
ちなみにフルマラソンには3回出場。ベストタイムは3時間50分。股関節が痛かった思い出だけだ。
作家の村上春樹さんの新刊本「走ることについて語るときに僕の語ること」が書店に山積みになっているので買って読んだ。こういう本を読むとまた走りたい気分が盛り上がってくる。本人は走ることを勧めるつもりも啓蒙するつもりもなくこの本を書いたというようなことを書いているが、読者はそれぞれいろんな取り方をする。これを読んでぼくも週走せめて30〜50kmくらいをこなしたいと思った。
過去フルマラソンの大会に出る前は、それこそ週に60kmから70km走っていたけど、疲労が溜まりすぎて仕事にも影響した。性格的に徐々に距離を伸ばしていくという練習ができない。普段の距離から徐々に距離を伸ばしていけばそういうことを回避できると思うのだが、なかなかそれが難しい。
この週末、天気が良ければすこしロングを走ってみようと思う。いわゆるLSD(ロングスローディスタンス)で。時速10kmかそれよりすこしゆっくり目。距離はそうだな、15〜20kmくらい。水筒をしょって玉川の河川敷でも。
そういえば20代の頃に作ったサッカーチームの名前もLSD。いまも渋谷区の社会人リーグでは、確か優勝戦線にいつも残っている。このチームも20年以上。ほんとロングスローディスタンスだ。

Comment: 1

素敵なオジサマ。お元気ですか?
パソコンがようやく繋がり桂子芋ちゃんから、ここの事を聞いて楽しく読ませて頂きましたッ!
「素敵なオジサマ」と名づけた友達にも教えてあげたら、早速 読んだらしく・・とても感動して「素敵なオジサマ」から「遠い宇宙の人」だと言ってましたよッ!
こんな「素敵なオジサマ」がいる私は鼻高々ですッ!

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