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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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スウェーデン

2007.11.30

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 スウェーデンファッション シンプルさで心つかむ

どうやらいまスウェーデンが熱いようだ。記事のようにいろんなセレクトショップが彼の地のブランドを引っ張ってきているとある。近く日本上陸する黒船扱いのブランド、H&Mもスウェーデン。さらにファッションだけではなく、インテリア界もイケアの本格上陸で戦々恐々。コンペティターブランドは大変である。
人口およそ800万の小さな国からどうしてこんなグローバルブランドが生まれるのだろうか。謎だ。
友人のヘアメーク、H君の奥さんはスウェーデン人。日本語も流暢で、その長い日本生活からイケアにヘッドハントされ現在マネージャーをやっている。
さらにぼくの通っている歯医者さんも彼の国で勉強してこられた方。そんなこんなでスウェーデンの暮らしについてはちらちら聞こえてくる。
そのH君の奥さんによると、日本人のほとんどがスウェーデンと聞くと必ず「白夜」と「フリーセックス」と反応するらしい。ある程度の年齢以上の男性なら例外なくそういうと。もちろん自分もそうだった。その度に白夜なんて本当に北のはずれに行かないとないということともうひとつについては論外、と説明するのに飽きたなんて言っていた。
そんなスウェーデンであるが、消費税が高いことでも有名だ。確か25%くらい取られる。さらに他税金などを合わせると収入の半分以上を国に払うことになるそうだ。そのかわり行政のサービスは行き届いている。病院はわずかな初診料を払うだけでどんな病気も治してくれるし、教育費もかからない。生活保護についても手厚いためずるい人は仕事もせず、国から生活費を引っ張って暮らしている。なもんだから一部の若者たちが働かないことが社会問題にもなっているらしい。
さらに中東からの移民も多く、税金を払わない彼らに対し差別感情などもあり、自分が想像しているよりもドロドロしている国のようだ。
なんか北欧の国って民度が高く、人々は優しく柔和で、教育水準も高くなんて思っていたが、当たり前だがそんな人たちばかりではないらしい。
外食もほとんどしないそうだ。人件費が高いので多くのレストランはセルフサービス。そういえばこんなにグローバル企業を生み出している国なのにスウェーデン発祥のレストランチェーンというものを聞いたことがない。
まあだらだらと落ちも何もない文章を書いたけど、まあ自分の中でスウェーデンが結構気になっている。もうちょい調べて来年の夏、H君家族が里帰りする際にでもついていこうかななんて考えている。
そういえば最近車の中ではABBAのCDをヘビーローテンションしてるし。
そうだな。今度どこかの仕事のロケを入れてみるのもいいかも知れない。というかフイナムでスウェーデンに取材に行くのも面白いかも。飛行機会社にタイアップのお願いとかしてみようかしら。

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