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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ご冥福

2008.05.19

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 その昔、安物の代表みたいな評価だったカリフォルニアワインを今日の隆盛まで進化させたロバート・モンダビさんが亡くなった。氏の名のついたワインを知っている人も多いと思う。バロン・フィリップと共同で開発した「オーパスワン」はカリフォルニア高級ワインの代名詞だ。
その昔ぼくもこのワイナリーを訪れたことがある。確か97年。3年熟成されたものが隣接のショップで購入できる。なので94年物だ。たしか一本75ドルで2本買った。すばらしいビンテージとは言えないが、この価格はいまから考えると破格だろう。
ご承知の通り、ワイン市場はBRICSの発展とともに投機対象などにもされ、どんどん値が吊り上っている。フランス「ペトリュス」なんてもう笑ってしまうくらいの金額で取引されている。
一時芋焼酎に夢中になった時期もあるが、最も好きなお酒は日本酒とワインだということに最近気づいた。ワインはぶどう品種や産地、そして年という要素に作り手やブレンドなど構成する要素が多いのでそれらすべての掛け算だけ多品種になる。
一方日本酒はもうすこし要素がシンプルな上、作っているのが原則日本だけなのでワインに比べると品種は少ない。よって日本酒の方が体系研究は簡単。かといって研究しているわけではないが。
ともかくロバート・モンダビさんの冥福をお祈りします。
冥福といえばもうひとり。
ニコルの松田さんが亡くなったという記事を今朝の新聞の死亡欄で発見。ニコルといえば80年代のDCブランドを大きく盛り上げたひとつ。TD6という東京と代表するデザイナー団体の一角でもあった。俳優の中村雅俊さんがここの服を良く着ていたことを憶えている。
なんだかひとつの時代の終わりの始まりを感じるなあ。
こちらにもご冥福を。
一方の自分といえば、冥福を祈られたくないので、今朝は人間ドック。実は先週の月曜と勘違いしていて、その前に体調を整えていて、先週は会食三昧の予定を入れていた。あまりいい成績とは言えないだろうなあ。
健康第一。健康のためなら死んでもいい。

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