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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ダメな自分

2008.05.20

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 アメリカで二番目の規模を誇るSNSの facebook の日本語版がリリースされた。
以前から評判だったのでアメリカ版に登録してすこし利用していた。しかしmixiも中途半端にできない自分にはやはりSNSは向いてないみたい。
こうしてブログを書いているくらいだからけっこうマメに見られるかも知れないが、これは自社サイトのプロモーションの一環なので、仕事と割り切っている。実は放っておかれるとまったく何もしないダメ人間なのだ。
出かけるのもいやだし、何か行動を起こすのも面倒。家に籠もって図書館から借りてきた全集ものなどをクッションで整えたソファに腰掛け、延々と読んでいるのがいちばん幸せ。家事もしたくないし、食事をするのも面倒な日もある。
SNSが苦手とか籠もり症と書くと分かるとおり、ぼくは孤独な人間なのだ。いやわざとそっちの方へ向かっていると言ってもいい。
で、趣味もさっき書いたように読書である。よく趣味欄に趣味は読書と書く人がいるが、そんなものを超越している。ほとんど病気だ。最近さらにこの傾向が強くなり、15冊まで予約可能な図書館には常に満予約。買うのは残しておきたい本と、読んだ後は処分する文庫・新書のたぐいのみ。昔、小説は四六判で初版を買っていたが、ストックする場所がないので最近はできるだけ買わないで、図書館で借りることにしている。作家さんと出版社さん、すいません。
しかしこれだけ読んでいるのに、読んだ後、ほとんどの内容をきっぱりと忘れてしまう。なぜだろう。
最近ではこれまでほとんど読むことのなかったビジネス書を読んでいる。コトラー、ドラッガーに始まり、各種新書まで。読む価値が疑問なものも多くあるが、それなりに役立つものもある。が、二週間でほぼすべて忘れてしまう。読んだことを忘れてまたおなじ本を買ったり、たまたま図書館で借りてきたりする。
ある意味、読み過ぎの弊害かそれとも脳に損傷があるかのどっちかだ。
読書量を減らし、脳の機能を回復すべく指を動かし、集中力を高める趣味を持とうと言うことで、先日よりギターを復活させた。しかしこれが思いの外疲れる。
で、側にある本をすぐ手に取る。
しかし昨夜は、一念発起して書庫の本を整理しなおした。夜中突然発作のように作業を初めて気がつくと深夜3時過ぎ。処分する本、残す本、微妙な本と三種類に分けたのだが、微妙な本の山が最も多く残った。
そうなのだ。おれは片付けられない人でもあるのだ。
仕方ないので放っておいたまま寝た。朝起きた時の嫌悪感をいまも引きずっている。

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