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恐慌
2008.09.30
アメリカ下院で現在の金融危機に関して75兆円の公的資金を投入する緊急経済対策法案が否決された。
影響でアメリカの株価は暴落。過去最大の下げ幅だそうだ。それにならって日本の市場も続落傾向。恐慌といっても言い過ぎではない。
これは大ニュースである。一体世界の経済はどうなるのだろうか。
近年、諸外国へ行くともうほとんどどこもが住宅バブルで、家賃が上がっているという話を聞いていた。世界中が土地バブル、好景気で多くの金持ちを排出し、それら金持ちたちがその莫大な貯蓄を運用にまわすわけだから、ますますバブルが加速し、景気が上向くという好循環であった。しかしそんなことは日本は20年ほど前に経験している。いつかは天井が来るのだ。
いまがちょうどその時である。
経済は好むと好まざるとにかかわらず誰にも影響を及ぼす。100パーセント自給自足で誰も知らない山奥に住んでいる人以外は。
「市場経済において各者が自己の利益を追求すれば、結果、社会全体の利益が達成される」。
イギリスの経済学者アダム・スミスの言葉だが、200年以上経った今日、世の中は複雑になり過ぎている。
ちょっと先行きが怖い。
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