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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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渋谷にて

2009.10.19

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 先週金曜日はしれっとブログ休んでしまってすみませんでした。すっかり忘れてました。以前は朝来たらまず10~15分で書くという習慣だったのですが、朝なんだかんだやることが増え、更新時間が不定期になったための事故です。

 さて本日のブログですが、相変わらずネタがありません。昨日渋谷に行ったんでそんなことでも書いてみましょうか。

 オープン以来、二回目の入館となったオープニング・セレモニーですが、日曜日の昼時に全館で10名未満の客入りでした。これはどう考えたらいいもんなのでしょうか。日曜昼という時間が早すぎたのか、あるいは東京進出が早すぎたのか、時代が早すぎたのか。いずれにせよ、何かが早すぎたのでしょうね。どうにも感想は言えないのですが、強いて言えば気の毒です。

 他にももろもろ移動してお店を見たのですが、これといって感想がないんですよね。どこも大同小異。似たようなものを似たような店員さんが似たような接客態度で売っている。あの足下からじっと人の服装をチェックするような視線の移動をマネージャー達は矯正指導したほうがいいんじゃないですかね。ちょっと不愉快です。

 ルミネマンにも行きました。ここはちょっとクライアント筋なので辛辣なことは書けないのですが、もうこれで何を言いたいか行間を読んでください。

 そんなことより渋谷のクロサワ楽器がいつの間にかもぬけの殻になってました。サンタモニカの半地下にあるお店です。移転するなら案内しろ、という軽い憤りを感じました。なにせここで色々買い物しています。そんなもんかよ、カスタマーサービスって感じです。最初から顧客対応を考えた方がいいですよ、企業として。

 店頭を見て感じたことを総評するとタケの短いミニダッフルのようなものが、セレクトの正面に転じされている傾向が強かったです。あれがこの秋の売れ筋となっているのでしょう。あるいはお店側が売りたい商品。絶対ぼくは買えないですけど。

 ひとつ驚いたのは渋谷のビームスでポロ・ラルフローレンを売っていたこと。知りませんでした。ポロのネルチェックの膝当てがパッチワークされたジーンズはとてもチャーミングでした。4万円台だったと思います。これもぼくは買えないですけど、みなさんどうですか。

 

Comments: 9

オープニングセレモニー、業界の、特に生産関係に
従事している人々の間でも「こういうところが売れないと困るよね」
となっていますよ。大々的にオープンし、色々手も掛かっていて、
価格も安くは無く、、、、。ファストファッションの対極と言っては
無理があるかもしれませんが、やはりそこにあるのでしょう。
頑張って欲しい。
ところでバーニーズに入れてる商品はどうなんですかね?
常々ワタシはオープニングパーティーって何の意味があるの?
と思っています。結局業界人がタダ酒&タダ食いしに来て、
その後店に行ったのか?と。だったら一般のお客さん、それもフリーな
人を招き入れておもてなししたほうがよっぱど良いのかと。
ここんちも実際そうでしょう。何だか気の毒です。
そういう企画、立てて下さい。

気の利いた商品は確かに数多く存在します。
価値は認めるけど最近の商品って高いと思う。

勿論簡単に手をだせる人もいるだろうけど、
ボクは出せないなあ。

欲しくてもその額は出せない..

そんな人多いんじゃないかな。

蔡さん、服同様にギターも店選びで大分違いますよ♪

http://www.ebisu45.com/index.asp

http://www.woodman-shibuya.jp/

弦を買いに行くだけでも、けっこう触発されます!

オープニングセレモニー、開店間もないころに行きましたが
平日だったからか全然人がいないのが印象的でした。

今は近くにGAP,ユニクロ、H&Mといったお店がある中で
「ここでしか買えないワン&オンリーな商品」といった
コンセプトは面白いのに商品を伝えるべきスタッフの
品定めのような視線、お店に入った時の居心地の悪さは
かなり感じました。
自分みたいなファッション畑じゃない所謂
「普通の人間」でさえ悪印象だと先がない気がします。

そういえばロン・ハーマンはどうなんですかね?

コメントありがとうございます。
オープニングセレモニー、野心的だしとてもいいお店だと思います。それが正当に評価されていないのはなんなんでしょう。ファストフードの時代ですかね。あ、ファストファッションでした。

少し前までは、高くても買いたい人は少なくなかったと思いますが、相対的にそういう人はマイノリティと化したようです。サイコロさんの指摘する通り。

このまま高級品が市場から退場するということはたぶんありません。高級品を好む金持ちは確実に存在するし、そういう人たちのライフスタイルを追いたい層も確実にいます。いまは嵐の中なのです。じっとがまんして天候が回復するのを待ちましょう。

あ、楽器店。サイトで調査してみます。ありがとうございます。

>さて本日のブログですが、相変わらずネタがありません。

あの、全然ご興味が無ければ私のこのコメントは
掲載しなくて結構なのですけれど。

ネタと言うにはあれですけど、

加藤和彦さん自殺「やりたいことなくなった」
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20091019/enn0910191234004-n1.htm

何だか今年はミュージシャンの方が特に亡くなられているような気がして悲しいです。

オープニングセレモニーってお店の名前なんですね
・・・皆さんのコメント読んでやっと理解できました。

代官山のWhite Mountaineeringも感じ悪かったですよ。。。興味があったのでいい物があったら買おうかと思い、行ったのですが、小冊子があったのでいいですか?と聞いたら、冷淡に「買った人だけです。」と言われました。だったら表に出しておくなと思いました。。。接客態度としては「部数が少ないのでご購入して頂いた方だけにお渡しいています。申し訳ありません。」ぐらいの言い方があると思いました。。。その態度であの白い空間も、人を拒絶するかの様に感じられ、感じが悪かったのでもういくことは無いと思いますが。。。

いつも興味深く拝見しています。オープニングセレモニーですが、鳴り物入りで日本進出しましたが、ほとんどがオリジナルで、しかもそのオリジナルのほとんどが日本企画ですよね?私には、オンワードが企画したオンワードらしい服にしか見えませんでした。で、あの価格設定。あれでは、服好き以外からしたら「かわいいけど、高い服」で、服好きからしたら「ただ高いだけ」の服です。価格とクオリティ、トレンド感、飢餓感など、バランスが取れてないと思います。
もちろん、蔡さんのおっしゃるように、箱としては素晴らしい店だと思うのですが。。
その点、ロンハーマンはとてもよかったです。

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