HOME  >  BLOG

Creator Blog

蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

Blog Menu

求む、デザイナー

2010.04.30

このエントリーをはてなブックマークに追加

 メンズファッションでは、アメリカンカジュアルが世界的に大流行している。趣味指向は多様性を拡大しているが、ぼくらの周りでのコンセンサスとしてはそういうことになっている。企業なんかからのマップや、その他からの噂、もろもろを総合するとそういうことになる。

 そういうブランドやお店のカタログやルックブック、コーディネートされた写真なんかを見る限り、80年代前半のビームスやシップスの店員さんがしていたような恰好に極めて近いななんて感じる。もちろんパンツのウエスト位置や細さ、トップスのサイズが小さいなどという違いもなきにしもあらずだが、ブランド名やアイテム名は、まんま当時のままと言って良い。自分的にも最も服に興味を持っていた時代なので、この流行はとても嬉しい。

 とある企業からそうした時代の流れと、普遍的なアメカジへの憧憬という両面で、こうした衣類をデザインできるデザイナーはいないかと相談を受けている。しかしあちこち問い合わせてみたところ、なかなか適任者はいないようだ。

 実はいるにはいっぱいいる。しかしみんな自身のブランドなどの仕事に追われていて他に仕事ができる余裕がないというのだ。当たり前といえば当たり前だが。

 それでも何人か候補を上げ、友人である某デザイナー氏と連休明けに食事することになった。たぶん断られるだろうけど、それはそれで楽しみである。

 欧米などでは良く、大きなブランドがCIなどのイメージチェンジでデザインチームが入れ替わって良くなったという話がある。スポーツブランドなんてそういうのが顕著である。しかしそのデザイナーの名前というのはあまり表に出てこない。あえて覆い隠しているかのように。

 そうしたデザインチーム、というかフリーの実力派デザイナーというのが、日本にはあまりいないような気がする。というかそういうネットワークが自分自身にないだけかも知れない。

 誰かいませんかね、そういう人。

Comments: 4

います!
年齢はいってますが、
その分経験を積んでらっしゃいます。
以前勤務していたところの上司ですが、
少し前から相談を受けていました。
何とか恩返しをしたいと思っていたので、
突然で不躾かもしれませんが、是非一度ご検討頂き、
会って頂きたいです。。
ヤフーのフリーメールですが、ご連絡頂ければ
正式なメルアドや連絡先など改めてこちらからご連絡致します。
では宜しくお願い致します。

蔡さん、ご無沙汰しております。
自分に友人(先輩?)でデザインのキャリアも長く、かなり作りに詳しい方がいます。
その方も蔡さんのブログを見て興味あるようなので、是非ご紹介させて下さい☆
宜しくお願い致します。
田村

はじめまして。

デザイナーとしての実務経験がないと駄目でしょうか。

お時間がありましたらご返信お願い致します。

みなさん

早速のリプライありがとうございます。連休中、どこかで個別に連絡さし上げます。
どうぞよろしくお願いします。

※コメントは承認されるまで公開されません。