歯科治療 - 代官山通信（蔡 俊行）

　新聞をやめてすこし経つ。しばらくは違和感があったけれどいまでは馴れた。新聞は近年どんどんQ数が大きくなってきて、完全に年寄り向きのメディアとなってしまった。いくら若い人や子どもを取り込もうと必死になってもやってることは真逆。老人にやさしい書体、字間、行間である。

　代わりにやってきた習慣がネットでのニュース検索。新聞系、独立系、あるいはブログやその他。twitterも情報収集に役に立つ。

　マスコミの存在理由のひとつが権力の監視。ネットの独立系やブログなどにはまだそこまでの力はないので大マスコミの方々にはまだまだ頑張って欲しいのだが、巷間言われているように偏向した報道なども多いようでどうにも信用ならない。ここは独裁国ではない民主国家。独裁国よりはいいとしても情報弱者である人々の一次情報収集メディアはテレビである。もうすこしフラットな報道が望まれる。

　さて。そんな朝からの情報収集で驚いたというか感心したニュースが。

歯に穴を開けることなく、歯を埋めていく新しい方法が発見される

　という記事である。これはブログ記事のリンク。ずっと読んで下のように行くと記事がある。そこからもリンクされているが、原論はここに所蔵。

　どうやら２〜３年後あたりから虫歯治療はドリルで削るという方法ではなく、薬品を塗布するだけでOKということらしい。眉唾なのか本当なのかは分からない。しかしこの手法が本当だとしたら、歯科医は失業だ。

　つかいま歯科大学に通っている学生とその親はこのニュースどう読むのだろう。