ビームス 12SS プレビュー - 代官山通信（蔡 俊行）

　寒くなるようで一向に寒くならないそんな感じの日々。さっき自分の席のあたりで蚊が飛んでた。まだ夏の名残りの11月末。それでも気温は下がっているようで、持病の坐骨神経痛がしくしくと鎌首をもたげてきた。これが辛い。暖かい所で療養と治療がしたい気持ち。

　そんな季節であるが、いまは来年の春夏展示会の最終コーナー。で、ビームスの12年春夏プレビューに行ってきた。半年前は失礼したのでいつからかわからないが、今回はプレスルームを建て込みのパーテーションで区切ってテーマやコラボ、あるいはブランド毎に陳列しており、とても見やすいプレゼンテーションだった。さらに来場者に配るプレスキットというか、展示会カタログがわかりやすくていい。カタログはどちらかというとイメージよりになるけれど、こっちはゴツゴツした荒削り感ただよう説明資料という感じ。こういうのを各セレクトショップやメーカーも作ってくれるとプレス関係者にとってはとても助かる。

　ちなみに商品の方はというと、リーバイスとコラボした自転車乗り用のアイテムシリーズなんかは、自転車人気と相まって結構反響あるんじゃないかなと思う。個人的にはニューヨークのエースホテルとコラボしたシリーズが気になった。これらは多分来年２月あたりにお店に並ぶので、このフイナムでもなんかお知らせするかもしれない。

　ビームスはこの秋の「恋をしましょう」キャンペーンの反響がすごく、どうにもノリノリな感じ。twitterでフォローしている設楽社長のtweetも元気もりもりで、とても還暦を過ぎた人には思えない。

　ちなみに来年がビームス設立35年。記念の年だし、まだまだ話題は続きそう。

　あ、そういえばピカチュウも店頭に並ぶらしい。珍しいピカチュウということだったけれど、何が珍しいのか初見ではまったくわからなかった。マニアには嬉しいのだろうけど。