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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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2011.11.25

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 先日ディズニーの試写室で映画「リアルスティール」を鑑賞させていただいた。近未来が舞台でロボットボクシングにのめり込んでいるダメな父親と、その息子の物語なんだが、もうこう書いただけで結末が全部わかってしまうストーリー。でもこれがこれでぐっと琴線に触れて感動したわけだ。こういう映画、と書いちゃあ失礼だが、それがものすごく良かった、観に行ったほうがいい、というのはそれなりに勇気がいる。どうにも底の浅い人間に思われるんじゃないかとかそんなつまらないことを考えてしまう。

 で、昨夜週刊文春の映画評を読んでいたら、この映画評者の評判がすこぶる良いのである。なんだ、素直に褒めとけば良かった。しかし映画に関しては権威がないと褒められないという情けない男なのでそれは許してつかあさい。

 リアルスティール、ぜひ。

 それにしてもハリウッドは子役がすごい。日本も子役ブームであるが、向こうのそれと同じにしてはならない。

 それと遅ればせながら「小さな村の小さなダンサー」をDVDで観た。いやあ泣いた。全米が泣いた。映画館で観なかったことが悔やまれる。

 そんなわけでこのところ泣くのがブームである。ストレスが溜まってるのか泣くとすっきりする。30台後半になってから映画やドラマ、小説で本当に涙を出して泣けるようになった。妖怪人間ではないが、やっと人になったと思った。いまではさらにそれにブーストがかかり、20馬力くらいパワーアップしているので泣くときはぐしゃぐしゃになる。

 で、次に狙っているのがフジテレビで放送されたドキュメンタリー「泣きながら生きて」である。再放送もDVDにもなってない。しかしYou tubeで観られるそうだ。中国人男性が日本の大学へ留学してくるというストーリーらしいが、ぼくもまだ観ていない。年末年始の楽しみに取っておこうと思っているのだが、Youtubeから削除される前に観といたほうがいいかも知れない。観た人に言わせると、嗚咽を越えて、絶叫レベルのドキュメンタリーらしい。バスタオルが必要かもね。

 そういえばこんな風に人は時々、泣きたくなったり、腹を抱えて笑いたくなったり、あるいはドキドキハラハラしたくなったりする。そんな時、どんな映画を観て、どんな小説を読めばいいのかなんてアンケートとかやりたいな。

 ちなみにぼくがこれまで呼んだ本で一番泣いたのは、山崎豊子の「大地の子」だった。中国残留孤児の物語でNHKでもドラマになったと思う。

 泣くツボは人によって違うと思うけど、年末とか時間がある時に図書館とかで借りて読んでください。

Comments: 2

今までで一番泣いた映画が「泣きながら生きて」です。去年、映画館上映されたときに見ました。そのあと、youtubeからDLして見ています。最近は、蔡さんと同じで泣くために映画に行っています。最近はエンディングノートで泣きました。

>syujiさん
「泣きながら生きて」はYouTubeからカットされてました。それでもどこかに落ちているのがいまのネット社会なわけで、年末まで待てず、週末、途中まで観ました。続きも楽しみです。

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