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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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風営法

2011.12.21

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 来年からゴルフのルールの一部が変わるらしい。それは誰もが認める理不尽で一方的で乱暴で馬鹿げたルールである。競技者もギャラリーをもシラケさせる悪法のひとつとして知られている。

 それはグリーン上でパターを構え、アドレスに入った後、何らかの理由でボールが動いたらペナルティというものだ。それはクラブや体が触れるという過失のみならず、突風やポルターガイストなど自然現象でもだ一切だめ。聞く耳持ってくれない。確か動いた場所から打つのと、気づいて元の位置に戻して打つのではペナルティ打数が違う。それはともかく誰もが納得できないおかしなルールである。

 何かの間違いでボールに触れたりしたのならわかるが、何もしていないのにこのルールで涙を飲んだ選手は多い。彼らからも一緒に戦った選手からもこの理不尽なルールを改正してほしいという声は以前から上っていた。協会はついに重い腰を上げたというわけだ。

 こういうルールがあるということはそれが生まれた理由は何かあったのだろう。しかしスポーツのルールに関していえば、時代とともに変えていくべきだと思う。いまは中止になった水泳のレーザーレーサーなど道具や技術の革新とともに細かく対応していかないと競技者もそうだが、観客にとっても面白くない。ちなみにぼくらが子供のころはサッカーでキーパーにバックパスしてもキーパーがボールを手で扱えた。これも見る側の立場から改正されたルールである。

 まあこれはスポーツの話。一方で世界の常識(ルール)は日本の非常識という話は結構ある。

 いまは忘年会の真っ最中。こういう悪法というか時代にそぐわない条例は改正が望ましいと思うのだが。

 しかし誰もこんな法律いじらないだろうな。

 「深夜1時過ぎでも酒場で踊れるような東京」なんてキャッチフレーズで次回の都議会選挙に出る人はたぶんいない。

  東京がダンサーフレンドリーな街になるのはいつのことなんだろう。

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