お盆最後の日曜日 - 代官山通信（蔡 俊行）

　昨日はインタナショナルギャラリー・ビームスとUAメンズ館本店へ。お盆休み最後の日曜なのにといえばいいのか、だからといえばいいのは分からないが人は閑散としていた。原宿の街自体は後から気づくとかなりの人出だったので、まだ人々は秋物気分になってないのかもしれない。そら35度近い気温では秋冬モノを真剣に選ぶ気にもなれない。

　UAではまだ少しだけセール品が残っていて、とあるシャツにアンテナが反応したのであるが、残念なことにサイズが合わずスルーした。プロパーなら6万オーバーのシャツ。40%オフの表示を見なければ反応さえしなかっただろう。

　いずれにせよ、商業施設があちこちにできてわざわざ原宿くんだりまで来る理由が減ったというのも客足が遠のいている理由だろう。一節にはそれら商業施設へ出店しているお店の数十パーセントは赤字で、アウトレットとECでネットの黒字を確保しているらしい。将来風向きが変わったらどうなるんだろう。

　帰り道、遅い昼食に某中華店へ。ゆっくり話しながら食べられるという理由でこの大型店を選んだのだけど、とても不愉快な出来事があって、楽しい時間を過ごせなかった。ぼくらだけではなく周りの人たちもかなり怒っていた。残念である。その後のお店の対応は良かったが、かけがえの無い過ぎさった時間は取り戻せない。やり場のない怒りというか消化しきれない落胆を抱え家に戻り、読書する気にもなれずぼんやりとDVDで映画を観た。

　ワールドウォーZを観たばかりなのでなんとなく比較の意味でアイ・アム・レジェンド。一度観ていたけどすっかり忘れてた。こんな話だったんだ。