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田中恭平ELIMINATOR PRESS 代官山のセレクトショップ”ELIMINATOR”のPRESS。世界に一店舗だからこそ出来る事、世界に一店舗だからこそ言わなくてはいけないコアな情報や新たな価値観の提案を発信していけたらと思っています。www.eliminator.co.jp

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田中恭平
ELIMINATOR PRESS
代官山のセレクトショップ”ELIMINATOR”のPRESS。世界に一店舗だからこそ出来る事、世界に一店舗だからこそ言わなくてはいけないコアな情報や新たな価値観の提案を発信していけたらと思っています。

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2012AWコラボレートシューズ&ELIMINATORエクスクルーシブアイテム

2012.11.17

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一昨日、WEB STOREにウエアの新作をアップしましたが、ファッションは足元も大事です。
足元こそ大事です。
という事で、2012年秋冬のELIMINATORコラボアイテムとELIMINATORエクスクルーシブアイテムをピックアップ!

<LE PARRAIN:エリミネイターエクスクルーシブKARIBAKIシューズ>
http://www.eliminator.co.jp/products/detail.php?product_id=21
 
KARIBAKI!?カリバキ!?そうです、その名の通り仮履きシューズです。
シンプルな美しさ。見とれてしまいます。
こちらは、ビスポークシューズ職人の横尾さんにご作製頂いたシューズです。
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ビスポークシューズを製作する際、本来は足の計測をし、木型を作製していきます。
ところが、横尾さんは、ビスポークでは本来存在しない仮履きシューズを製作しています。
 
サイズ確認用、履き心地確認用の為の横尾さん独自のアイディアでして、勿論、販売目的で作っている訳ではありませんでした。

ところが、皆さん。デザインされていないシンプルな美しさや職人ならではのストーリーが詰まった一足をこのままにしておくのは、、、、と思いませんか。

そこで、製品化の話をデザイナーさんに持ちかけ、エリミネイターエクスクルーシブでリリースするに至った訳です。今回製品化するに際し、勿論、通常街中でも問題なくお履き頂ける様に仕様変更していますので、ご安心を!
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<KIDS LOVE GAITE:エリミネイターエクスクルーシブカラーブーツ>
http://www.eliminator.co.jp/products/detail.php?product_id=22

ここ最近、各方面でインタビュー記事をよく見かけますね。
山本さんが手掛けるKIDS LOVE GAITEのELIMINATORエクスクルーシブカラーブーツです。ラバーソールなのに、張り替えが効くという、素晴らしいシューズです。
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アシンメトリーなアッパーデザインとボリュームのあるラバーソールのコンビネーションのベースはあまり崩さずに、ライニングとシュータン裏、インソール、バックステイ部分にシルバーの箔レザーを施して頂きました!
また、細かいですが(気付いて頂けたら嬉しいです!)、アイレットをシューレースホールにプラスしています。

店頭で、「アイレット付いているのは、インラインにはないですよね?」って細かい箇所に気付いて頂けたら感無量です。
次は山本さんのお師匠さんのシューズをご紹介します!
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<THE OLD CURIOSITY HOP:HOG TOE エリミネイター別注カラー>
http://www.eliminator.co.jp/building/index.php?mode=search&maker_id=15

KIDS LOVE GAITEの山本さんのお師匠さん。
UKカルチャーのヒストリーと共に生きておられる木村大太氏のハンドメイドによるシューズです。
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トウ部分が切り取られた様なデザインは、HOG TOEと言います。ぶたの鼻という意味合いの様です。
この奇抜なデザインのオリジナルはジョン・ムーアが残した物です。
彼の没後、彼の「存在」を存続させるために、大太さんが未だに、レザーのカッティングから含めて全てをハンドで作り続けているロマンのあるシューズです。
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好きな方、80年代から90年代当時をリアルに体験してきた方は、よりグッと来るのではないでしょうか。
しかも、コンビネーションというのは珍しいと思います!実際に履いて頂くと、見た目と履き心地の良さのギャップに驚かれると思います!


<QUILP by Tricker's:エリミネイター仕様のシューズ>
http://www.eliminator.co.jp/building/index.php?mode=search&maker_id=49

ジョン・ムーアが残した木型に惚れ込み・インスパイアーを受けて木型をアップデートし、それを元に製作されたシューズ。さらに言うと、ジョン・ムーアもむか〜しの英国の農民の方が履いていたシューズの木型をベースにしているそうですよ!
こういったトリッカーズ見た事あるでしょうか?絶妙なラウンドトウ。ブローグシューズは男心をくすぐりますよね。
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さらに、ブーツタイプもご用意しています。こちらは、オイルドヌバックなので、撥水性があります。製品やブランドに関しては、リンク先の商品ページに書いていますので、ご一読下さい。

デザイナーの森下さんがふと言った言葉は格好良過ぎて、多分一生忘れないでしょう。

「トリッカーズという最も古い老舗で、木型から、一から作ってしまうという新しい事をやるのが、今、考えうるパンクなんです」(関西イントネーション)。

最後、痺れますね。
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