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田中恭平ELIMINATOR PRESS 代官山のセレクトショップ”ELIMINATOR”のPRESS。世界に一店舗だからこそ出来る事、世界に一店舗だからこそ言わなくてはいけないコアな情報や新たな価値観の提案を発信していけたらと思っています。www.eliminator.co.jp

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田中恭平
ELIMINATOR PRESS
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"CHRISTOPHER RAEBURN" 2013 AUTUMN WINTER

2013.08.02

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20130802_174843.JPG
RCA卒業で世界的に注目を集めるUKデザイナー、"CHRISTOPHER RAEBURN"(クリストファー・レイバーン)の2013年秋冬コレクションが入荷しています。
Sea Forts-16 crop.jpg
 「S-I-G-N-A-L」と題された2013AWコレクションのルーツはマンセル要塞にあるそうです。上記の画像がそうです。
ド迫力。。。

第二次世界大戦時、ウィスタブルビーチにあった英国海軍の防御施設の様です。2013AWコレクションは、マンセル要塞での生活を生き抜く為のアイテムをイメージしたそうですよ。

レイバーンと、一般的なリメイクブランドとの決定的違いは、、、、、

リアルに実在していた生地、または実際に使用されていたウエアを解体した生地を用いてモダンなアイテムへ再構築している点です。昔の軍物の素材は、最先端の現代の素材の様な利便性は無いかもしれませんが、置かれる環境下に適した機能性が非常に重要視されており、今では手に入らないようなマテリアルばかりだそうです。そんなドラマのある生地に魅了されたクリストファー・レイバーンは、古い生地を使いたいが為にリメイドをするようになったとの事です。

ELIMINATOR取り扱いアイテムは、
20130802_174942.JPG
■REMADE BOMBER JACKET (NAVY_OLIVE)

NAVY部分は、ロイヤルエアフォース(イギリス空軍)の悪天候をしのぐ防水トラウザー。
OLIVE部分は、1950年代のオランダ軍のゴム引きコットンケープを用いてリメイドされています。

取り外し可能なフード付いており、LOOK画像では見えませんが、フード部分のライニングは、1960年代の軍用マップです。
↓こういったものです。
Christopher Raeburn AW13 Men's Look 1.jpg
20130802_175042.JPG
■REMADE BLANKET BOMBER JACKET (GREY)
デンマークの民間防衛隊のブランケットを用いてリメイドされたフードブルゾン。

中綿にはプリマロフトを使用していますよ。プリマロフトは耐水性を備えたダウンの代替素材として米国陸軍向けに開発された素材です。熱気を閉じ込めるので少ない量で保温性に優れ、また速乾性にも優れた素材です。しかも軽量。
20130802_175110.JPG
■WOOL BOMBER JACKET (RED)
画像の色が少しわかりにくいですが、実はこのブルゾン、近衛兵が着用している赤いコートと全く同じ生地を用いています。
uk.jpg
で、この生地は英国HAINSWORTH社(1783年創業の老舗テキスタイルブランド)がずっと作製しているのです。
本人も過去に直接足を運んだようです。HAINSWORTH社のWEBサイトより。
DSC_0475_11-1.jpg

ストーリー性を感じさせるウエア群を試してみたくなったのではないでしょうか?

CHRISTOPHER RAEBURN (クリストファー・レイバーン)のバイオグラフィーは下記にございます。

http://www.eliminator.co.jp/wp/brand/christopher-raeburn/

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