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ハラダユウコArchive&Style Shop Press1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。www.archiveandstyle.com

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ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press

1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com

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N-2 Fright Jacket

2010.12.12


今日、ホームページにアップしたN-2について、
ちょっと補足します~☆

最近、全然、モノの話書いてないし、
メインテーマがずれてるよなぁ~と、自分で思っていたので。

DSCF8818.JPG 

写真が Type N-2 Flight Jacketです☆
ここから、後に皆さん良くご存知のエアフォースブルーのN-2AやセージグリーンのN-2Bへと展開していく、
N-2シリーズの元祖ですね。
この、N-2はですね、
第2次世界大戦末期の1945年
これより、丈の長いN-3と同時に採用された、
へヴィーゾーン用のフライト・ジャケットです。
ちなみにへヴィーゾーンとは、
摂氏ー30℃~ー10℃のエリア用=2番目に寒い所用って事です。
ちなみのちなみに、
これより更に、ベリーへヴィゾーン-50℃~-30℃
が存在します。

このN-2シリーズですが、
同時に採用されたN-3シリーズが、
爆撃機や輸送機などの搭乗員から、
地上での作業員用のジャケットとしてシフトチェンジしていく中で、
N-2シリーズは狭いコックピット内で、
操縦に携わるパイロット用として使用されました。
その為、丈が短いんですよ。


DSCF8839.JPG

 B-3を改良したB-6が,
インターミディエイトゾーン(-10℃~10℃)用フライトジャケットとして,
登場し、
後にB-15MA-1へと発展する一方で、
ヘヴィゾーン用フライトジャケットは、
B-3から1941年採用の、
B-7(通称アラスカン・スーツ
シープスキン製でベリーへヴィゾーンもカバー)から、
1943年B-9
(アウターはコットン、ダウンキルティングでベリーへヴィゾーンもカバー)へと変わり、
その後のB-11を経てN-2N-3シリーズへと発展していくわけです。
そんなわけで、N-2B-11の後継シリーズとも言われております。

DSCF8849.JPG

特徴はですね、まずボディがナイロン製ってことと、
防寒効果を高めるために頭部を完全に包み込むフードの内側はムートン張りになっている点と
コヨーテトリムがフードのふちに使われていることですね。
また、このフードは、ジッパーで二つに分かれる様になっていて、
全開にして外周に付いているドットボタンで固定するようになっています。
これは、フライトヘルメットを着用するときに、
邪魔にならないように考えられたディテールなんです。


ほか、

DSCF8830.JPG
スラッシュポケットが付いていて、
ハンドウォーマーを兼ねているのと、ポケットには、
中の衣類に手が届くように、貫通式スリットも、付いています。


DSCF8836.JPG

次に、スプリング式ジッパーを採用している点。

あとは、

酸素マスク固定用タブ(オキシジェンタブ)L-2N-3と同様の革製です。後の、
N-2AN-2B酸素マスク固定用タブ(オキシジェンタブ)はボディと同色のナイロン製が使われています。
DSCF8827.JPG


久しぶりに軍物、ご紹介しました。
アーカイブには珍しく、コンディションは。。。ですが、
これなかなか綺麗なの出てこないんですよ。。。。
その分、価格はがんばった(笑)ので、よかったら、見に来てください。
もち、通販も大歓迎です☆


以下、最近のハラダの恰好です~♪


DSCF8656.JPG

こうして毎日、いろいろ着ておりますが、、
実は一応、毎回、なんとなくテーマがあります。
この日は、アメリカの古着屋にいそうな姉ちゃんのスタイル。


DSCF8659.JPG

どの辺がそうかと言うと、あんまり着崩せていない感(笑)なんです。
あと、中に着たローリングストーンズプリントのカットソーなども、
アメリカっぽいかなぁ~と。
ハラダは、服を買うとき、必ず、オリジナルのスタイルというものが、
頭に画像で浮かぶのですが、
たとえば、これだと、
50sのカーディガンだから、スカートはギャザリングで、靴はヒールだなぁ~とか、
この猫柄のスカートは本当は70sなので、トップスはリブニットとかだなぁ~とか、
レトロなものを少しだけ、ロックな物で崩す。
アメリカの古着屋さんでよく見かけたスタイルです。
靴が、エンジニアや、ごついブーツだとよりぽかったですが、
それだと子どもっぽくなりすぎるから、サボにしました。

DSCF8661.JPG

↑自分でやった割には、うまいこと2トーンになってるやん♪
と思った一枚(笑)

DSCF8719.JPG

テーマ↑「人形」です(笑)いや、嘘です。
とにかく全身100年くらい前の服のみでCDしました。

DSCF8725.JPG

すみません。この日は何も考えてなかったです。。。
とりあえず、自分の感想は、デブッて見えるなぁ~と思った一枚。
あと、パンツはやはり、ロールアップよりターンアップ派ですね。わたしは。と思いました。
DSCF8753.JPG


では、みなさま、又です☆

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