Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <32>
2011.06.10
そもそも寛大で華やかな世界が存在しないので、それまでは一部の人を除けば単なるカッティング・エッジな雑誌の編集長的な扱いだった(もしくは知らない人も多かった)のが、一気にメジャー誌のCDになった事の周囲の戸惑い具合と言うか、今までのくくりがなくなってしまった分扱いに困っていたはず。
僕自身、世界最古のメジャー・ファッション誌の威力と言うか、開かない扉はないっていうのはまさにこの事かと改めて感心したほどでした。
変な例でいうならば、実際何ヵ月も前にしか予約が取れないレストランも、1時間前でも、下手したら電話もしないで行けばスグに座れたほどでしたし、もちろんそれがファッションの世界におけるものならば開かない扉はないとさえ思える、まさに「プラダを着た悪魔」状態(笑)。
ただ案外知られていないのは、その何年も前(今から15年以上前)から彼は同誌に隔月で連載を持っていたんですよ。
その名も「Style Watch」。
言ってみれば街中、それも自分のホームグランドであるダウンタウンで流行っている、もしくはこれから流行るであろう事や物を一足先に紹介すると言う1ページものの、まさにスタイルをウォッチするというコラム。
実際僕もそれを読んで行ったお店や買ったものがあるのですが、それよりも興味深いのはそもそも編集者ではないスティーヴンがこの1ページを埋めるにあたって協力してくれていたのが当時のBaazarの編集者だったAlix Brown で、彼女は後にV MAGAZINE の編集長に就任する事になるのです。
彼女だけに留まらず、その後VISIONAIRE本誌のアートディレクターだった Danko Steiner をバザーと契約した際に同誌のアートディレクターに推薦。
その後の彼はUS VOUGUEのアートディレクターとして活躍し、その姿はアナ・ウィンター女史のドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」の中でも確認できるので、興味のある人はチェックしてみて下さい。
それに引き替え僕ときたら、やけにスティーヴンが日本に来た時に車にゴミを捨てるんでその事をセシリアに話したら「それは最近バザーから出てるハイヤーで移動してるから、ゴミを捨ててもドライバーが捨てておいてくれるからよ!」って...
まったくトホホな話です(爆)。
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