VISIONAIRE No.63 FOREVER - Boolog A Go-Go!（石光史明）

このブログを始めた時に漠然と決めたのが自社製品の宣伝はなるべくしないようにしようと言うもの。

こう書くと何気取ってるんだ？って感じですが、まぁ単にVISIONAIRE自体が年に4回出るか出ないかっていうのもあったから書きようがないっていうのが主な理由だったと思いますが、それよりは人と成りを知って頂くとか、こんな感じでVISIONAIREと出会った経緯なんかをまとめてきたのですが、今回はこのブログを書かせて頂いてから初めての国内イベント、いつ書くのよ？...事で思いっきり書いちゃいます！最近あちらコチラでブログは？なんて聞かれてるし（笑）。

さて、CULTUREのコーナーでも取り上げて頂いているコチラ！

G-SHOCKの30周年あたる今年、満を持してコラボレーションを果たしたのがVISIONAIREの63号目にあたる「FOREVER」。まぁ詳しい内容などはこちらやコチラなんかも参考にして頂ければと思いますが、先々週（随分前だな？）の金曜日にDSMで行われたプレスプレビューの模様を少々。当日は生憎の雨にも関わらず沢山のプレスの方々、顧客の方々が脚を運んで下さいました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

過去4回、日本で行われたイベントとしてはコンパクトな印象を受ける方もいらっしゃると思いますが、その反面、過去の貴重なアーカイヴを自由に手に取ってご覧頂けるだけに、とても身近に、VISIONAIREを感じて頂ける機会だと思っています。

もちろん、今回展示されている全ての商品は販売していますので、お求め頂ければ何よりではありますが、同時に、個人的には感慨深いのひと事に尽きるというか、93年に同誌初のインターンとして編集に参加してちょうど20年の節目。先日亡くなった山室さんと初めてパリコレの会場で5号だったかを手にして一緒に感動してから20数年が経ったこのタイミングで、久しぶりにバックナンバーを眺めていると、もちろん（技術の進化も含め）装丁や手法による差はあれど、何もブレてないなぁ...と思うと同時に、初めてあの日に山室さんと手に取った時と同じように「やっぱカッコイイよね、コレ！」って想いが、少しでも、そして一人でも多くの方に伝わればと願っています。

今回は手作り感満載の初期の貴重なアーカイヴである3号「EROTICA」に4号「HEAVEN」、そしてVUITTONのカバーでお馴染みの18号の「FASHION ISSUE」に20号の「COMME DES GARÇON」はもちろんの事、日本で最大の売上を記録したMARIO TESTINOをゲストエディターに迎えた「CHIC」やカール・ラガーフェルドが全頁を撮影した「EMPEROR'S NEW CLOTHES」。グッチ時代のトム・フォードをゲストエディターに迎え、宮崎駿監督や建築家の伊藤豊雄さんも参加された「LIGHT」などなど...これら全て、全頁をじっくり見て頂けますので、この機会に是非！DOVER STREET MARKET GINZAに脚を運んで頂ければと思います。

もちろんDIOR HOMME時代のエディのやつや、最近映画も公開されて話題になったDIANA VLEERANDがVOGUE編集長時代に実際に残した数百のメモをそのまま掲載した37号「VLEERAND MEMOS」（これは本当に鳥肌物です！）もございます。

会期は7月17日（水）までですが、お求め頂く分には数に限りがございますので、早めにお越し頂ければと思います。もちろん、30周年記念のG-SHOCKなどなど欲しい商品満載のDSM。自分も行く度に「もう帰れないのでは？」と錯覚してしまう現代のラビリンスのようですが、平日は夜8時、週末は夜の9時には店員さんが優しく現実に引き戻して下さいますので、安心して飛び込んできて下さい！

｢あれ？これスッキリ!!でテリーさんが紹介してたやつじゃない？」って思われたそこの奥様！さすがにお目が高い！

そう、これがスッキリ!!でテリーさんが紹介していた例のヤツですよ！