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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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2010.06.16

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ワールドカップが開幕しました。実は先週の火曜から土曜日までNYに行っていて、開幕の瞬間はアメリカにいました。開幕戦は南アフリカとメキシコが対戦し、1対1で引き分けましたが、16年前の1994年にアメリカ大会の開幕戦が行われたときにもダラスのハイアットリージェンシーリユニオンにいました。ちなみにこのホテル、J.F.ケネディが暗殺されたすぐそばです。試合はドイツがクリンスマンのゴールでボリビアを破り初戦を制しましたが、ワールドカップの開幕戦だから大々的に報道されたと思いきや、O.J.シンプソンの逃走劇やNBAファイナル(ニックスVSロケッツ)のほうばかり報道され、結果はCNNやESPNでチラッと紹介される程度でした。

宿泊してるホテルでも自国でもない韓国を応援しに来たというと、かなり物好きに思われたものです。このときダラスで行われた韓国の試合は、スペインと2対2で引き分けました。

自分がワールドカップに本格的に注目したのは1982年のスペイン大会から。弟と二人でTV中継されたほぼ全試合を観戦しています。もちろん日本代表を一番応援していますが、このときの衝撃からイタリア代表が好きになり、現在も海外の代表ではイタリアが一番好き。あとはイングランド代表が二番目。個性的なメンバーが揃ってるのに、上位進出できないところが、なんか応援したくなる所以。スペイン大会でもベスト4に進出したフランスに試合開始1分以内でブライアン・ロブソンがゴールを決めるなどして勝利してるのに、第2ラウンドで敗退。メキシコ大会ではディエゴ・マラドーナの引き立て役に終わり、アメリカ大会には出場すら逃している。最近ではベッカム、オーウェン、ルーニー、ジェラードetc.といったスター選手を擁しているのに、やっぱり結果を残せてない。でも今大会もイングランドを応援しようと思っています。そういえばココのY.H.も大のイングランド好きですね。初戦はまさかのミスで引き分けたけど、次の試合以降期待です。

そんなイングランド代表だけど、ユニフォームのデザインのカッコよさは、いつの大会でも随一だと思います。今大会モデルは「Tailored by UMBRO in England」をコンセプトにクラシックなデザインと機能性を高次元で融合。選手向けモデルは1着、1着細部まで採寸して身体にピッタリの仕上がりで、台襟デザインなどレトロなディテールは街での着用にも最適だと思います。ちなみにイングランド代表の歴代ユニフォームで、個人的に最も気に入ってるのは2002年大会のアウェー/サードモデル。サポーター用のレプリカはレッドとネイビーのリバーシブルになっていました。今も物置を探せばあるはず...。

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