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『Being John Malkovich 』

2009.10.28

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jedi_being john malkovich.jpg『マルコヴィッチの穴』Being John Malkovich (1999)
監督:スパイク・ジョーンズ 脚本チャーリー・カウフマン
主演:ジョン・キューザックキャメロン・ディアスキャスリーン・キーナージョン・マルコヴィッチチャーリー・シーン
お気に入りの作品のひとつ。でもなぜか持っていなくて...。こないだBOOK OFFで格安で見つけたので思わず購入。脚本家のチャーリー・カウフマンはこの作品で一躍有名に。その後の『ヒューマン・ネイチャー』、『アダプテーション』とふるいませんでしたが、『エターナル・サンシャイン』でまたかっとばします。

まったく奇想天外です。15分間ジョン・マルコヴィッチになれる穴を見つけたことではじまる不思議でかなしい愛憎劇。そんな超常現象(!?)を凝った特撮なども特に使わずすんなり見せてくれるワザはこの作品からすでに見られ、その奇想天外な出来事をなぜか想定の範囲内風に物語が進行するのも、これまた楽しい。

ヘンテコな設定の上で人間味のある物語をかたるそのバランスが好きなのかな...(とにかくなんでマルコヴィッチなの?その人選もまたサイコーのセンスです)

理屈は要らないですね。
「マルコヴィッチ?」
「マルコヴィッチマルコヴィッチ」
「マルコヴィッチマルコヴィッチ、マルコヴィッチ」
「Aaah、マルコヴィッチ!」

「マルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチ!」

「マルコヴィッチマルコヴィッチ」「マルコヴィッチマルコヴィッチ」「マルコヴィッチマルコヴィッチ」「マルコヴィッチマルコヴィッチ!マルコヴィッチマルコヴィッチ?」「マルコヴィッチマルコヴィッチ!!」「マルコヴィッチ!」「Oh、マルコヴィッチ」

この映画を観た後は「マルコヴィッチ」だけで会話をする遊びをお楽しみください。

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