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藍染め-駒込 工房 布礼愛

2012.06.25

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わが家の小6が授業の一環で染物体験のお世話になりました。
駒込の六義園の並びにある工房 布礼愛さん。

"いつでも遊びにおいで"とおっしゃる小林社長の子供たちへのあたたかいことばが響いたのでしょう。息子もしきりその後行きたがり、今日のお休みに一緒に出かけてきました。

昼過ぎに到着しましたが、そこにはすでに同級生の女子4人が遊びに来ていて(^^ゞ
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高学年の女子というと、男子よりも成長もはやいし大人だし...ひとり飛び入りした息子の立場は御想像の通りです(´Д⊂ヽ



小6は無地白のTシャツを自分の好みの絞り柄で染めさせてもらいました。
...が、会話から父の日になにもわたしにあげてないことがばれ、流れでわたし用のTシャツも染める事に。(!ってもちろん作業するのはわたしなんですけど)
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染料に1分漬け、あげてから空気に触れると緑色の藍がだんだん青く変わっていきます。そうしたらまた染料に漬けるころ合いです。これを数回繰り返します。


最後に水洗いしてこんな感じ( ^ω^)
小6女子に撮影してもらいましたが一枚は絶望的にピンボケ、一枚はタイミングがあわせられず...(^^ゞ かえってオモシロイ写真になりました!ありがとう
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ヴィンテージデニムへの興味から藍染めの知識こそ(ロープ染めやかせ染め、なぜ縦落ちしたりしなかったりするのかとか、デニムをインディゴで染めたのはもともとはヘビ除けの染料だったとか...要らんことをいっぱい(^^ゞ)ありましたが、実際に手を汚して染めたのは初めて!その手触りを体感したくてあえて手袋はしないで挑みました(子供達もみんなそう)

こういう手と知恵を使う職人さんのお仕事に子供達が触れ、何かを作る体験をするのは非常にたいせつ。

むかしはガレージの自家製工房で自分で車いじりやら日曜大工やらをする大人達がいたり、町には工場("こうじょう"ではなく"こうば")があり職人さんが仕事していたり...という風景が当たり前にあり、一緒になにかをつくる機会も少なからずあったように記憶していますが、今ではそういう光景も目にしなくなりました。

うちの小6もたくさん影響を受けて帰ってきたみたいです。

小林社長は日頃からたくさんの小学校を相手に体験学習を開催し、手染めの魅力を次世代に伝え、産業の存続をまもる活動をなさっているそうです。その非常に前向きな姿勢とあふれるようなバイタリティにわたしまで元気をもらいました。

ありがとうございました。

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