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渡辺俊美TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16福島県出身。TOKYO No.1 SOUL SET のギター、ヴォーカル、サウンド・プロダクション担当。並行してソロユニットTHE ZOOT16でも活動中。

水月デスロック

渡辺俊美
TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16
福島県出身。TOKYO No.1 SOUL SET のギター、ヴォーカル、サウンド・プロダクション担当。並行してソロユニットTHE ZOOT16でも活動中。

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Vol.23 ハエ

2013.07.18

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僕は常に録画をして観る番組がある。
ゴットタン、さまぁ~ず×さまぁ~ず、ガキ使、ロンハー、タモリ倶楽部、マツコ&有吉、内村さまぁ~ず、そして、午後のロードショーだ。

この、午後のロードショーを寝る前に観るのが好きだ。
良い悪い、面白いか面白くないかは関係ない。ただ、観る...落ち着く...寝る。

この前クリント・イーストウッド主演の「マディソン郡の橋」を観てると突然、普段見かけないハエがテレビの前を飛び回り僕の大事なリラックスタイムの邪魔をした。
僕は停止ボタンを押してハエタタキを手に持ち、攻撃体制に入った。
しかし、ハエは姿を消した。ハエの野郎はハエタタキに気付いて逃げたんだなと思った。
再生ボタンを押してソファに戻った。
すると、またハエがテレビの画面に止まった。
今度は逃がしてなるものかと、静かにテレビに忍び寄った。
おもいっきりハエ目掛けて叩いた。
パーフェクトだった...が、しかし、ハエは不思議な事にピンピンしている。悔しかった。泣きそうになった。

諦めずに今度こそはと、思った瞬間...僕はハエタタキをテーブルに置いた。

ハエは実際にはいなかった。なんと、映画の中にいたのだ。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープの長セリフで大事な食事のシーンだった。

連日のライブで疲れていたのか初老でボケてきたのか 
バカな自分に笑ってしまった。



今年の夏フェイバリットTシャツ達
★POSEUR ★CELLULOID★STRUGGLE FOR PRIDE
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★神戸市須磨海岸近くの小さな靴工房「KOKOCHI」のハンドメイド・ブーツ。とても履き心地がイイよ~ 
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