HOME  >  CULTURE  >  NEWS

CULTURE_NEWS

  • OLD
  • NEW

ミヤギフトシ"American Boyfriend"関連イベント「戦争を想像する」

このエントリーをはてなブックマークに追加
2014.03.19 14:10

american_boyfriends.jpg


沖縄生まれで、ニューヨークと東京2つの場所を中心に活躍するアーティスト/写真家のミヤギフトシ。彼の作品「American Boyfriend」に関連したイベントが今週23日(日)原宿「VACANT」で開催されます。


美術や文学をはじめとしたさまざまな媒体で、第二次大戦や戦後の混乱期を知らない若い作家が、独自の視点で第一次・第二次大戦を取り上げ、描いてきました。


70年近くにわたり(少なくとも直接的には)戦争を体験してこなかった、また国外の紛争から物理的距離において切り離されたように思えてしまう日本という場所で、彼らはどのように戦争を語るのか。


本トークでは、現在活躍する若手の表現者たちの作品における戦争の表象、また、時間的・地理的に遠い場所で起きた(起きている)戦争が現代日本に生きる私たちに与える影響について等を、ミヤギ氏をホストに各界からゲストを迎え、ともに見てゆく内容となっています。


彼をはじめ、作家/マンガ家の小林エリカ氏、「新潮」編集長の矢野優氏、このお三方がどのようにトークを展開していくのか必見です。ぜひ足をお運びください。


Text_Kanae Yamada


ミヤギフトシ"American Boyfriend"関連トークイベント
「戦争を想像する」

日程:3月23日(日)
場所:VACANT
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13
時間:OPEN 13:30 START 14:00
料金:¥1,000


出演:
小林エリカ(作家・漫画家)
矢野優(「新潮」編集長)
ミヤギフトシ(現代美術家)


司会:
江口研一

予約:http://www.vacant.vc/d/62(VACANT)
※予約フォームは、イベントページ下部の〈RESERVE〉ボタンより立ち上がります。


小林エリカ
作家・マンガ家。著書は最新刊"放射能"の歴史を辿るコミック『光の子ども1』。 アンネ・フランクと実父の日記をモチーフにした『親愛なるキティーたちへ』(共にリトルモア)、作品集『忘れられないの』(青土社)、『終わりとはじまり』(マガジンハウス)など。 シンガーPhewとのProject UNDARKとしてDieter Moebius楽曲提供のCD「Radium Girls 2011」や、クリエイティブ・ガールズ・ユニット〈kvina〉としての活動も。
http://erikakobayashi.com


矢野優(やのゆたか)
1965年生まれ。編集者。2003年より月刊文芸誌「新潮」編集長。「新潮」は日露戦争開戦直後の1904年5月に創刊。以来、関東大震災(流通困難)と第二次世界大戦期(用紙不足)の数ヶ月間を除いて毎月刊行されている。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/


ミヤギフトシ
現代美術家。『American Boyfriend』という、沖縄とアメリカ、そして日本の戦後における関係性と、そこに隠れた男同士の親密な関係性をさぐるプロジェクトをブログや展示形式で発表している。XYZ Collective共同ディレクター。作家活動のほか、東京青山のブックショップUTRECHTスタッフとして、またTHE TOKYO ART BOOK FAIRのマネージャーとして、アートブックにまつわる活動も行う。
http://fmiyagi.com/
http://americanboyfriend.com/

CULTURE NEWS TOP

  • OLD
  • NEW