あの展覧会の記者発表会に、井上雄彦が登場。
以前にフイナムでもアナウンスした、建築家アントニ・ガウディと漫画家井上雄彦によるコラボレーション展『特別展 ガウディ×井上武彦 ーシンクロする創造の源泉ー』。
その開催に先駆けた記者発表会が先週、六本木のスペイン大使館にて行われました。
壇上には、主催者を努める東映 取締役 事業推進部門の堀田耕二をはじめ、ガウディ研究の第一人者である神奈川大学 鳥居徳敏教授や、本展の公式ナビゲーターを務める建築家 光嶋祐介らが並び、「建築と漫画という異業種のコラボレーションがどんな化学変化を起こすのか？」という発想からスタートした本展開催の経緯や見所、知られざるガウディの人間性、井上雄彦の代表作『スラムダンク』の思い出話などを各人が披露。
さらに同会見の目玉としてSkypeでスクリーンに登場したのは、井上雄彦本人。
創作活動のため、眼前にサグラダ・ファミリアが臨めるアパートに現在滞在中とのことで、「ガウディと私の共通点は、完成を急がないところ」と語るなどしてゲストの笑いを誘いました。
そんな井上による約40点の描き下ろし作品のほか、10.6m×3.3mの世界最大の手すき和紙やプロジェクション・マッピングを利用した斬新な演出でも注目を集める同展の開催は、7月12日から。
徐々にその全貌が明らかになるにつれて、期待は高まるばかりですね。
『特別展 ガウディ×井上雄彦 ─シンクロする創造の源泉─』
日時：2014年7月12日（土）～ 9月7日（日）
場所：森アーツセンターギャラリー
住所：東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
主催：東映、テレビ朝日、BS 朝日、朝日新聞社、森アーツセンター
後援：スペイン大使館、J-WAVE
協力：カタルーニャ工科大学、サグラダ・ファミリア建設委員会、聖家族贖罪教会文書館、アイティープランニング、日経 BP 社、ローソンHMVエンタテインメント
巡回情報：東京展開催以後、2015年7月まで約1年間の開催
金沢(金沢 21 世紀美術館)、長崎(長崎県美術館)、神戸(兵庫県立美術館)、仙台(せんだいメディアテーク)
www.gaudinoue.com