HOME  >  CULTURE  >  NEWS

CULTURE_NEWS

  • OLD
  • NEW

世界最大のインスタントカメラを使用した、荒木経惟の写真展が開催。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2012.08.09 17:30

araki_impossible.jpg


日本を代表する現代美術家、荒木経惟の写真展「KaoRi by 20'×24' INSTANT FILMS」が8月14日(火)より、中目黒のImpossible Project Space代官山蔦屋書店1Fギャラリースペースの2会場にて同時開催されます。


今回の展示に際して荒木氏は、かつてポラロイド社が生産していたという、20×24インチサイズのヴィンテージインスタントカメラを使用。2011年の暮れに日本に上陸したこの世界最大のインスタントカメラは、重量およそ200kg、撮影時には複数の職人が立ち会わなければならないという、文字通り、簡略化する写真技術の発展に逆らうような撮影プロセスを必要とする代物。


絶対的な緊張状況のなかで切られるシャッターが見据えるのは、荒木作品における永遠のミューズ、KaoRi。数ヶ月を経てフィルムに定着した被写体は、かつてないほど妖艶な美しさを纏います。


なお、Impossible Project Spaceでは会期中、昨年6月に台北で開催され大成功を収めた写真展「遺影 BLACK FRAME」からの主要作品も展示予定。また、20×24インチフィルムと同寸サイズの写真集(限定75冊/作家サイン入り)も販売されるとのことですので、この貴重な機会をお見逃しないようお気を付けください。

Text_Yohei Kawada


荒木経惟 写真展「KaoRi by 20'×24' INSTANT FILMS」
会期:2012年8月14日(火)〜9月14日(金)
会場:Impossible Project Space、代官山蔦屋書店1Fギャラリースペース
www.the-impossible-project.com

CULTURE NEWS TOP

  • OLD
  • NEW