音楽雑誌界に新風を吹き込む、『音盤時代』がついに創刊。
2011.09.12 16:00
今年4月、音楽・出版不況と囁かれるなか、時代の流れに抗うように産声をあげた音楽雑誌『音盤時代』。編集長を務める浜田淳氏が、以前、フイナムのインタビューにおいてその創刊の理由を「"いい音楽を教えてほしい"という、いち読者としての自分の願いをかなえるため」と語ったように、既存の音楽雑誌にはないアプローチと誌面作りで、音楽ファンの間で瞬く間に話題となりました。
そんな『音盤時代』の2冊目が早くも到着。前号は創刊準備号としての発売だったため、今号が事実上の創刊号となります。ライターには、湯浅学氏や松村正人氏など、一線で活躍する音楽ライター陣のほか、ボアダムスのEYヨ氏やDJの瀧見憲司氏など、豪華アーティストの方々も多数参加。プロモーションありきの企画構成ではなく、純粋に「音」について考え綴られた文章は、音楽雑誌に少なからぬ抵抗を抱いてきた人にこそ読んでほしい内容となっています。
なお、各書店の他、Amazonやdisk unionのサイトからでも購入可能。新たな音楽雑誌の幕開けに挑んだ1冊を、是非手に取って見てください。
Text_Yohei Kawada
音盤時代ブログ
onbanjidai.blogspot.com
Amazon
www.amazon.co.jp/dp/4925064436
disk union
diskunion.net/rock/ct/detail/RY110804-OB-01