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Engineered Garments

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2011.08.30

Engineered Garments

今シーズンは、服そのもののコントラクション(構築)に重点をおいてデザイン。服そのもののコンストラクション(構築)に重点をおいてデザイン。

なかでも特徴的なのは、イタリアの詩人ダヌンツィオの写真集からインスパイアされ、綺麗なゆるいAラインをイメージして作られた、ジャケットのシルエットとディティール。通常、型紙のパーツや工程を多くすればするほど、求めるフィットに近づき、良しとされるテーラードの世界。理想とするAラインを生み出すためにデザインされたジャケットは、それとは相反する発想から見頃は1枚の型紙で出来ています。そこへダーツを多用し、仕上げる1枚身頃のジャケットは、水洗いをすることでダーツ部分が新たなデザインとなり、〈エンジニアド ガーメンツ〉らしさを象徴するものとなっています。

この発想は、同時にワークウェアデザインの再考にも繋がり、縫製過程が少ないことこそ本来のワークウェアの立ち位置であると考え、サイドシームを無くし、ワークウェアならではのAラインを表現しています。

昨今のクラシック アメリカンの人気で、多くのブランドが同じようなコンセプトに集中している中で、服そのものに目を向けてデザインされた今シーズンは、何か違うものを見せたいという、デザイナー鈴木大器氏の考えが強く反映されたコレクションです。


エンジニアド ガーメンツ(Engineered Garments)
www.engineeredgarments.com

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