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Tim Coppens
2012.03.22
1975年ベルギー生まれのデザイナー ティム コペンズ(Tim Coppens)。アントワープの王立芸術アカデミー(Royal Academy of Fine Arts)を卒業後、ミュンヘンで〈Bogner〉のデザイナー、Adidasのシニアデザイナーを歴任。2008年にNYへ移り、〈Ralph Lauren〉のRLXでデザインディレクターを務めるという輝かしい実績を持ちます。
そして、2011年より 自身の名を冠したブランド〈TIM COPPENS〉をスタートし、2012年にはエコ・ドマーニファッション財団賞(Eco Domani Fashion Foundation)にて Best New Menswear Designerを受賞するなど、いま最も注目される新人デザイナーのひとりです。
そんな彼の日本デビューとなる2012年春夏コレクションは、タハール・ラヒム(Tahar Rahim)が主演のフランス映画『Un Prophete (邦題: 預言者)』からインスピレーションを得ています。タハールが演じるのは、無学で身寄りのないアラブ系青年、マルク(Maghred)。 コレクションには、彼の過酷な環境の中を生き抜く知恵とメンタルの強さ、群れることのない独立心が表現されています。素材使いやテーラリングへのこだわりと、ティム コペンズ(Tim Coppens)のテクニックで、スポーティーなトラッドスタイルを作り上げています。主人公の原点をイメージした、ペルシャ絨毯の代表的なジオメトリック柄は、織りやプリント、計算されたカット、素材の組み合わせなど、さまざまなディテールに反映されています。
カラーパレットは、白、デザートカラー、深みのあるロイヤルブルーのコンビネーションです。
ティム コペンズ(Tim Coppens)
http://timcoppens.com/