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「33DREAMS」で、ファッションピープルの"夢"が叶う! Vol.2

2012.03.10

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続いては、ショップスタッフからファッションエディターに転身し、現在はスタイリストとして活躍する小野田史氏が登場。ファッション、カルチャーへの造詣が深い故に考え、辿り着いた現在のビューポイントから見る夢とは?

1.小木基史
2.小野田 史

クラス感のあるシーンで 思う存分ファッションシュートしたい。

―小さい頃に思い描いてた夢から聞かせてください。

小野田 史氏(以下小野田/敬称略):小さいときは刑事になりたくて、柔道を習ったりしていました。けれど、どんどんファッションの方が面白くなってきちゃって。そうなると遊びも面白くなっちゃうから、自然とシフトチェンジしていって。

―それで東京に出てきて、ファッションの専門学校に通うわけですね。

小野田:はい、ただそこでドロップアウトして、下北沢のベースメントバーで働いていました。けれど、やっぱりファッションが好きだから、バーで働くよりも服に接する仕事をしたいと思って、スケートショップのスタッフに転職しました。楽しく働いていたんですが、オーナーが「オレたち辞めるけど、お前続けてやるか?」ってお誘いを受けたんですが、19〜20歳のときですから、さすがに勇気がなくて、自分も一緒に辞めることになって。そこで振り返ると、自分はインディペンデントな会社ばかりだったので、大きな規模の会社で働いてみたいな、と思っていて。当時「ジェネレーションX」と呼ばれたキム・ゴードンとかバッファロー・ドーターが勢いを増していて、そこに関連していた〈X-LARGE〉や〈X-girl〉に入社して、〈サキャスティック(SARCASTIC)〉の店長をさせてもらえることになったんです。

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―そこからエディターへと転身するきっかけは?

小野田:当時あった『dish.』という雑誌がありまして、そこを紹介で受けたんですが残念ながら落ちて。それでも、どうしても編集がやりたくて、お付き合いのあった編集の方に相談したら拾ってくれてストリート雑誌で仕事が貰えるようになりました。それが23歳のときですね。そこで、洋服を売るより、ジャーナリズムがある雑誌の面白さを知ってしまったんです。

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―その後いろいろな雑誌でエディターをした後に、スタイリストを目指したのは?

小野田:27歳のときに『ファッションデザイナーの仕事がわかる本』というのを出版させていただいて。エディターになったときに自分の著作物ができたら辞めようと思っていて。

―それが、エディターになろうとしたときに描いた夢が一時終焉を迎えたと。

小野田:はい。でも、そこから自分が本当に好きなコトを突き詰めたら、やっぱりマガジンが好きで、エディトリアルが好きで、ファッションが好きでってことに気づいて。自分はクエンティン・タランティーノの姿勢にちょっと似てて、映画好きが映画作るような感覚で、エディトリアルをしてるんだなって。そこで、もっと自分で絵作りができる側にまわろうと思ったんです。

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―海外には多い、スタイリングも組める編集、ファッション・エディターからスタイリストになっていく感覚ですね。

小野田:そうなんです。ただ、自分にはアシスタントに就いた実績がなくて。修行している方に申し訳ない、おこがましいって思いはすごくあったんですが、自分は編集時代にモノ集めをしたり、トルソーに着付けたり、置き撮りをしたり、モデルに着せたりもしていたので、それが血となり肉となったりして経験になっているから、アシスタント経験に取って代われるだろうと。あとは、やっぱり予想を良い意味で裏切るビジュアル作りをしたいなら、自分が頑張って作ればいいんだって。

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―思い描いた目標に対して結果を残し、スタイリストとして活躍する今、描いてる夢は何ですか?

小野田:ありがたいことに、いろいろなお仕事をいただいて、〈カミナンド〉の今季のヴィジュアルでクルーザーを使用した撮影をさせていただいたんです。そこで、かつて僕が影響を受けてきたマガジンの企画って、ファンタジーがたくさん詰め込まれてたなって思い出して。僕は〈ハケット〉の世界観が好きで、そこのADにイタリアの老舗のクルーザー〈RIVA〉が出てきてるんですが、この本物のクラス感を表現できるような撮影が出来たら、本当に楽しいだろうなって。

―スタイリストとして思い描く、最大限の表現にチャレンジしたいと。

小野田:はい。この〈RIVA〉のクルーザーなら300万円あれば、チャーターできるだろうし。今まで「日本のマガジン」で豪華な車や邸宅、馬なんかを使ったスタイリングの写真は見たことありましたけど、贅沢なクルーザーってなかなかないな、って。だから本物をチャーターして絵作りをして、世界のエディトリアルに持ち込みたいんです。こういうシチュエーション作りでも本物を使うって、理想なんです。

「33DREAMS presented by ASICS33」応募作品とコメントを紹介
本物のクラス感が漂うファッション シューティングがしたいです。イタリア RIVAの豪華なクルーザーをチャーターして、あえてストリートなブランドをスタイリングのアイコンにするような。そして、そのビジュアルを持参して、世界のエディトリアルに売り込んでいきたいです。
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ond000.jpg 小野田 史
Hitoshi Onoda

フリーランスのファッションエディターを経て、現在は男性ファッション誌やタレントなどで活躍するスタイリストに。ファッション、カルチャーへの造詣も深く、知識も豊富。1976年生まれ。

2012-01-19_110014.jpg 33DREAMS presented by ASICS33

実施期間:2月2日(木)~5月5日(土)
応募方法:「アシックス 33DREAMS特設サイト」内の指定フォームで必要事項を記入のうえ、333文字以内のコメントを付けた動画や画像を添付して応募。賞品などの詳しい情報は、下記の特設サイトよりご確認!
電話:0120-66-1932(33DREAMS キャンペーン事務局)
ASICS33公式サイト
http://www.asics.co.jp/running/33
33DREAMS特設サイト
http://www.33dreams.jp/
ASICS33公式ファンページ
http://www.facebook.com/ASICS33JAPAN

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