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DISCOVER LEVI'S® リーバイス®のモノ・ヒト・コト。

2014.01.17

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〈リーバイス®〉ほど普遍的なブランドはあるだろうか。ブルージーンズを生み出してから140年という歴史、時代背景と密接に関わりながら進化を続け、誕生した名作の数々、その永き伝統というDNAを受け継ぎながらもモダンにアレンジされた最新のコレクション。なぜ、〈リーバイス®〉だけがジーンズのリーディングブランドであり続けられるのか。そのプロダクト、穿くヒト、そして新たな取り組みなどから今、改めて考えるオリジンの魅力について。

Photo_Ai Ezaki
Text_Shuhei Sato
Edit_Hiroshi Yamamoto

リヒト ファッションデザイナー/モデル
1995年にモデルとしてのキャリアをスタートしたリヒトさん。様々なファッション誌をはじめ国内外のコレクションで活躍したのちに、自らがディレクションするブランド〈シカタ(CICATA)〉を立ち上げ、モデルとしてのみなら1人のクリエイターとしても名を馳せています。容姿端麗でセンスも抜群。人が羨む存在と言えるかもしれません。
「いやいや。こう見えて、根っからの"下町ッコ"でしたからね。買い物といえば、上野・アメ横に通っていましたし。日本人離れした体格が邪魔をして、思い通りの着こなしが楽しめないことも多々ありました。そういったなかでリーバイス®には、自然に触れていましたよね。自分の体型に似合う品番を探してみたり。リーバイス®というだけで、いろんな思い出が甦ります」
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ジーンズ:リーバイス® ビンテージ クロージング 501® XX 1947 ¥27,825
※フルテーパード加工 ¥5,250、オリジナルヘム ¥1,575、刺繍 ¥525
ニット:プラダ
シャツ:リーバイス ビンテージ クロージング ¥22,680
スニーカー:バンズ
モデル仕事を通して辿り着いたシルエット、それがテーパード。
そんなリヒトさんが着用しているのが、リーバイス® ストア新宿店に常設している国内初の「TAILOR SHOP」のみで実施しているで自分好みにカスタマイズを加えた〈リーバイス® ビンテージ クロージング〉の「501® XX 1947モデル」。鮮やかなニットにシャツ、そしてジーンズというプレーンなスタイルも、自らの体型を熟知したサイズ感でスタイリッシュに着こなしています。
「僕は王道のストレートジーンズが似合わないんですよ。それは、モデルという仕事を通して、たくさんのジーンズを穿いてみた実感なんです。ビンテージモデルへの憧れはあったんですけど、あえて避けてきたというか。こういったサービスを通して憧れのジーンズを自分好みに穿ける。正直、感無量です」
TAILOR SHOPで実感したのは、リーバイス®の懐の深さ。
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-まず、TAILOR SHOPを体験してみた感想を教えてください。

リヒト: 単純に面白いですね。シルエットをテーパードさせて、ウエスト部分に名前の頭文字を刺繍しただけなんですけど、既製品以上に愛着が湧いてくる。この感覚はカスタムオーダーならではだと思います。

-ベースに「501® XX 1947」モデルを選んだ理由を教えてください。

リヒト: 色味ですね。普段はリジッドタイプばかり穿いているんですけど、こういった機会だからこそ、ビンテージならではの加工を堪能してみたいなと。

-カスタマイズはどのように進めたのでしょう?

リヒト: 基本的にはスタッフの方とお話ししながら、レングスを合わせて、シルエットを調整して、という感じですね。裾幅は17.5センチに設定して、そこから自然なテーパードが描くように微調整していただいて。とはいえ腰回りのゆとりは残してもらって。

ff_discover_levis_vol7_sub5.jpg ff_discover_levis_vol7_sub6.jpg (左)まずは通常通り裾丈を合わせ、その後シルエットを調整していきます。
(右)ピンで止めて実際に穿いたときのシルエットを確認。自然なテーパードを作るために微調整をします。
ff_discover_levis_vol7_sub7.jpg ff_discover_levis_vol7_sub8.jpg (左)刺繍やハンドステッチ、ワッペンなど、数あるなかから自分好みのアレンジを探し出していく。
(右)リヒトさんのカルテ。シルエットから刺繍まで細かな指示が明記されています。

-ウエスト部分にはシルバーで「R」と刺繍がされています。

リヒト: 普段は見えないんですけどね。こういった遊び心が深い愛着に繋がるというか。ジャストサイズを選んでいるので、タックインするときのアクセントになりますし。名前を入れちゃうと大袈裟ですけど、頭文字くらいなら良いかなと。

-仕上がりをご覧になっていかがでしたか?

リヒト: 正直、ビンテージのアタリがカスタマイズによって不自然にならないか、ちょっと心配していたんです。ところが、仕上がりはとても自然。加工感を失わないオリジナルヘムの仕上がりも見事ですね。カスタマイズしたとは思えないほど、バランス良くアタリが残っていて。こういった配慮を目にすると、カスタマイズを担当する職人の方の技術力と造詣の深さを感じましたね。

-こういった試みを通じて、リーバイス®に対する印象は変わりましたか?

リヒト: 変わるというか、より信頼度が増しました。そもそも、ジーンズの王道でありながら、ここまで柔軟なサービスも行っている。カスタマイズなんて、本来は掟破りなサービスじゃないですか。それをきちんと高い技術力で可能にしてしまう。リーバイス®の懐の深さを改めて認識しました。

リーバイ・ストラウス ジャパン
電話:0120-099501
levi.jp
リーバイス® ストア 新宿店
電話:03-5363-4501
levi.jp/shinjuku/
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