HOME  >  FASHION  >  FEATURE

FASHION_FEATURE

  • OLD
  • NEW

DISCOVER LEVI'S® リーバイス®のモノ・ヒト・コト。

2014.01.17

このエントリーをはてなブックマークに追加
ff_discover_levis_vol8_main.jpg

〈リーバイス®〉ほど普遍的なブランドはあるだろうか。ブルージーンズを生み出してから140年という歴史、時代背景と密接に関わりながら進化を続け、誕生した名作の数々、その永き伝統というDNAを受け継ぎながらもモダンにアレンジされた最新のコレクション。なぜ、〈リーバイス®〉だけがジーンズのリーディングブランドであり続けられるのか。そのプロダクト、穿くヒト、そして新たな取り組みなどから今、改めて考えるオリジンの魅力について。

Photo_Ai Ezaki
Text_Shuhei Sato
Edit_Hiroshi Yamamoto

小木"POGGY"基史
UNITED ARROWS Buyer / UNITED ARROWS & SONS Director
ユナイテッドアローズのバイヤーとして世界中のブランドを買い付ける傍ら、東京を代表するファッションアイコンとしても各国のクリエイターから支持を集めている小木さん。そんな彼が初めてファッションに興味を持ったキッカケがジーンズであり、〈リーバイス®〉なのだとか。
「ファッションに興味を持つキッカケって異性を意識するタイミングだったりするじゃないですか。それで当時、高校生の僕が客観的に一番格好良い、つまりモテると思ったのが、リーバイス®の広告キャンペーンに起用されていたジェームズ・ディーンのスタイルだったんです(笑)。そこからリーバイス®との付き合いは始まりました」
ff_discover_levis_vol8_sub1.jpg
ff_discover_levis_vol8_sub2.jpg
ff_discover_levis_vol8_sub3.jpg
ジャケット:ケイスリー ヘイフォード
パンツ:リーバイス® ビンテージ クロージング 505 1967モデル ¥22,680
※フルテーパード加工 ¥5,250、オリジナルヘム ¥1,575
ハット:ステューシー
アクセサリー:アンブッシュ
シューズ:バンズ サングラス:F.A.T
505の穿き心地と606の美しさを。
最初は見知らぬ品番に手を出し、501®に辿り着いて、藤原ヒロシ氏の影響で505を愛用した時期もあったという小木さん。本日はリーバイス® ストア新宿店の「TAILOR SHOP」で、自らのアイディアでカスタマイズした505を着用しています。
「股上の深い505の特性を踏まえつつ、606のようなシャープなシルエットにしてみました。あえてブラックジーンズにしたのは、この先のトレンドを見据えて、ですね。インディゴの色合いも魅力ですが、ブラックジーンズ特有の色落ちも新鮮じゃありませんか? 意外に様々なシーンに活用できるので、選択肢の1つとして加えておくと便利ですよ」
ジーンズにおける究極のサービス、それがTAILOR SHOP。
ff_discover_levis_vol8_sub4.jpg

-まず、ベースに選んだデニムについて教えていただけますか?

小木: リーバイス® ビンテージ クロージングの505を選びました。僕自身、藤原ヒロシさんや裏原宿のカルチャーの影響で501®と同様に愛用してきた思い出深い品番。ゆとりのあるシルエットだけではなく、スムーズな着脱を可能にするジッパーフライも魅力の1つです。

-ブラックデニムというのも意外性があります。

小木: 先のトレンドを見据えてブラックにしました。これまでのネイビー一辺倒な流れから、今は徐々にモノトーンに注目が集まってきています。だからこそ、ジーンズもブラックかなと。

-小木さん自身のスタイルにもブラックというイメージがあまりありません。

小木: 僕自身も避けてきた色ですからね(笑)。だからこそ、面白い。あえて不慣れな色を取り入れることで、新たなスタイルを楽しみながら構築できますからね。

-カスタマイズはどのように進めたのでしょう?

小木: 505ならではの腰回りのゆとりを残しながら、裾幅を18センチに決めて。606のシルエットを505のなかで膝下から再現するようなイメージを職人の方に伝え、話し合いながら決めていきました。

ff_discover_levis_vol8_sub5.jpg ff_discover_levis_vol8_sub6.jpg (左)ベースのモデルを選んだあとに、まずは思い描くイメージを共有する
(右)通常通り裾丈を設定する。想定するスタイルの靴を履いて行くのも重要。
ff_discover_levis_vol8_sub7.jpg ff_discover_levis_vol8_sub8.jpg (左)お次は裾幅を設定します。その後、股上からのテーパード具合を微調整。
(右)すべての要望をカルテに記入。これを基にカスタマイズ作業に取りかかります。

-仕上がりをご覧になっていかがですか?

小木: 使えるな、と(笑)。本来、606をサイズアップして穿くと、ウエストが凄く大きくなってしまいますからね。これはスリムに見えて、腰回りはゆとりがあるので、穿き心地は抜群。18センチの裾幅は、スニーカーはもちろん革靴とも相性が良さそう。とにかく今の僕の気分にピッタリな仕上がりと言えそうです。

-セルビッジやオリジナルヘムも見逃せないポイントかなと。

小木: そうですね。こういった細かな部分にこだわりを持ったうえでカスタマイズできるのは、リーバイス®の専門店ならではと言えるかもしれません。

-それでは最後にTAILOR SHOPを体験してみた感想を教えてください。

小木: かつてスティーブ・マックィーンがリーバイス®のジーンズをカスタマイズしていたじゃないですか。それが今現在の最高のクオリティで実現してしまう。ファッションの究極であり、ジーンズの究極。モノが溢れている今の時代だからこそ、やる価値のあるサービスと言えるのではないでしょうか。

リーバイ・ストラウス ジャパン
電話:0120-099501
levi.jp
リーバイス® ストア 新宿店
電話:03-5363-4501
levi.jp/shinjuku/
BACK 4  5  6  7  8  9  10  11  12  13

FASHION FEATURE TOP

  • OLD
  • NEW