ファン急増中のヒュンメル・フットウェアの魅力に迫る!
1923年創業と、世界で最も古いスポーツブランドのひとつである〈ヒュンメル(hummel)〉。日本ではサッカーやハンドボールといったスポーツ競技で慣れ親しんでいる方も多いと思いますが、近年ではカジュアルでスポーティなファッションアイテムを広く展開し、じわじわとストリートでの知名度を高めています。
なかでも、飛躍的な躍進を続けるフットウェア・ラインは、今春、全国の取り扱いショップにおいて「ヒュンメルジャック」キャンペーンが開催されるなど、日本でも積極的に勢力を拡大。同ブランドのシューズが持つ魅力とは一体どこにあるのか? 1999年より〈ヒュンメル〉ファッション部門の代表を務めるクリスチャン・スタディール氏に話を伺い、今秋冬コレクションの注目アイテムをご紹介していきます。
まずは、〈ヒュンメル〉のフットウェアの特徴ともいえる2本のラインと、シンプルで洗練されたそのデザインについて。「私たちのデザインの根底にあるのはデンマークという土地の文化です。北欧の家具にも見られるように、ミニマルなデザインの伝統というのは、靴作りにおいても一緒なんです」と、クリスチャン氏。
同ラインの代表的なシリーズ「SLIMMER STADIL」は上述のデザイン理念を体現したアイテムと言える。無駄のないシルエットと豊富なカラーバリエーションで、ハイカット、ロゥカットともに定番アイテムとして高い人気を誇る。
デザインのシンプルさを強調する一方で、競合他社とは異なる姿勢と新しいアイデアの重要性を強く意識する一面も。「何を始めるにもまず、アイデアが重要になってきます。これもデンマークの伝統のひとつではあるのですが、"自由な考え方"というのは、我々の活動と強く結びついています」と語る通り、既存の靴作りにとらわれない発想で、興味深い取り組みを続けています。その代表的なコラボレーションと言えるのが、以下の2モデルになります。
環境を考慮したコラボレーション・スニーカー「Recycled」。環境企業のリシンク社とコラボし、100%リサイクルのファブリックを使用したアイテムとして展開。 Ten Star Recycled High RETHINK ¥8,400
一方こちらは、人気グミ・キャンディのメーカー「HARIBO(ハリボー)」とコラボしたアイテム。アウトソールには驚きのフレーバー加工が! Hummel HRIBO High ¥13,650
日本で〈ヒュンメル〉フットウェア・ラインを浸透させたいと語るクリスチャン氏。ヨーロッパでローンチされているシリーズも続々と日本で展開を予定しているほか、東日本大震災の支援活動も積極的に行っていきます。今後の〈ヒュンメル〉の活動にも、是非、注目してみてください。
ヒュンメル Colette・Mare みなとみらい店
電話:045-264-4774
www.hummel.co.jp