スミス&ハーディのアウターが傑作揃いなんです。
シンプルでクリーン。そしてエレガンスと遊び心を兼ね備えた男性服、〈スミス&ハーディ(Smith&Hardy)〉。あの〈ウエラバウツ(WHEREABOUTS)〉のデザイナーであった福薗英貴氏が手がける、同ブランドの春アウターがとにかく素晴らしかったので、ご紹介いたします。
まずは、上の写真のアイテムから。シルキーな手触りが気持ちいいフライトジャケットです。一見ベーシックなルックスながら、酸素マスク固定用のオキシジェンホースクリップタブやペンやタバコを入れるユーティリティポケットなど、ベースのデザインに忠実に作ったL2とMA1をミックスさせた控えめながらオリジナリティの高いデザインです。
光沢感のある素材を用い中綿を入れない仕様にすることで、冬のアウターを春用に軽く仕上げています。
ちなみに今季のルックはこんな感じです。
今季のテーマは「An unfamiliar face」。つまり、一見見慣れたアイテムなんですが、手に取ったり、身につけたりすると生まれるふとした違和感、そういったことを表現しています。以下の2体では、1スタイルをカラー違いで表裏で撮影するというユーモア溢れる試みが。
続いては、ブランドスタートより2シーズン続くアイテム、トレンチコートです。素材に光沢感のある素材を用い、あまり重々しくせず、春用に軽やかに仕上げています。
そして、最もキャッチーなアイテムがこちら。アワードジャケット、通称スタジャンです。上品なレザーの切り返しと、ドットボタンがミニマルな印象。あえてやや短めの着丈にしているのでこのポップなバランスが新鮮です。
と、ご覧のように至ってシンプルでクリーンな世界観の中に、少しのひねりを加えたアイテムたちが揃います。とにかく永く愛用できるものばかりですので、是非お試しを。
TRIPLE.ARCH.WORKS showroom
電話:03-3496-5951