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FEATURE|グッドネイバーズジャンボリー2016。夏のおわりの記憶。


7年目。森の朝。「グッドネイバーズジャンボリー2016」の幕あけ。

朝がきた。僕らは少し早めに森の学校へ。7年目のグッドネイバーズジャンボリーがどうやって始まるのかを見ておきたかったから。森の朝は少しひんやりとしていて、夏休みのにおいがした。すでにたくさんのスタッフの方々が会場の設営にテキパキと動き回っていた。

「おはようございます」

主宰者の坂口さんにあいさつ。中心となる実行委員とボランティアスタッフあわせて総勢80人の指揮をとる人。

「たのしんでってね!」

夏の太陽が真上に近づいた11時。坂口さんの「開場します」の声とともにたくさんのお客さんが入ってきた。そしてグッドネイバーズジャンボリー開会のセレモニー。みんなでジャンボリーフラッグの掲揚台に注目。ジャンボリーのオープニングテーマであるバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調プレリュードをフランス人チェリストのロビン・デュプイさんが生演奏。優雅で深い音色に合わせ、フラッグが揚がっていく。ボリュームを上げていくセミの鳴き声と伸びやかなチェロのコントラストに胸高鳴りながら、坂口さんの「2016年のグッドネイバーズジャンボリー、はじめます!」に拍手。

大人と子供の笑い声。とにかく豊富なコンテンツ。

開会宣言のあと、僕らは思い思いの時間を過ごした。疲れたら芝生に寝転べばいいし、お腹が減ったらごはんを食べればいい。ビールとワインとレモンサワーは吹き出す汗とともにすぐに蒸発したし、かき氷と餃子と焼きそばとパエリアとドーナツは、とにかく本当に美味かった。東京や福岡、鹿児島の友人たちとも話をして、乾杯もした。

ジャンボリー内をふらふら歩いてわかったのは、とにかく本当にたくさんのコンテンツが同時多発的に行われていること。全体は「フードコート」「マーケットプレイス」「ワークショップ」と3つのコンセプトに分かれていて、内容によって開催場所が異なる。「フードコート」には地元鹿児島はもちろん、福岡、熊本、大分、東京などから個性豊かな名店が36軒、「マーケットプレイス」にはアパレルやクラフト、アートやブックストアなどが16軒、「ワークショップ」はドラムサークルや硫黄島の硫黄を使った線香花火づくり、オフィシャルTシャツを泥染、今回出演するUAによるわらべうたなどが31企画、さらに岡本仁さんと佐久間裕美子さんによる特別授業や森の映画館、大分熊本のスモールビジネス支援活動などのプロジェクト報告会などのプロジェクト企画が13個。校庭と校舎をフルに使ったいろんなスペシャルがあちこちに溢れていた。

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