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FEATURE|セレクトショップが別注したラングラーのボアジャケットを徹底比較。

SHIPS JET BLUE

アメリカでなく、東京のカジュアルを体現。

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「シップス ジェットブルー」のバイヤー、田中楽さんが手掛けた別注のポイントは素材にある。「定番的なデニムやコーデュロイといったワーク素材ではなく、あえて光沢のあるフェイクスエードを使い、このレーベルらしい都会的な雰囲気へと昇華させています」。店頭での売れ行きも順調だというこのランチコートは、根強いファンを持つ〈ラングラー〉との共作だからこそ、チャレンジングなものに仕上がっている。「裏テーマには東京のドメスティックブランドとも合わせやすいボアジャケットがイメージにありました。ブラックとキャメルの2色を展開し、『シップス ジェットブルー』らしい世界観を表現できたと思っています」

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大きな特徴は、なめらかな手触りが魅力のフェイクスエードを使っているところ。ディテールでは、通常は胸ポケットに配される “W” の象徴的な刺繍や比翼部分の補強ステッチを排除。加えて、背面の裁断もシームレスに仕上げたことで、よりミニマルなデザインになっている。ボタンもボディーカラーに合わせてシルバーに変えている。

SHIPS BLUESTORE

発色の良い原色ボアが目を引く変わり種。

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今シーズンからリブランディングされ、再始動した「シップス ブルーストア」。このレーベルでは、ベーシックなアイテムを色やシルエットで今のムードで再解釈したリアルクローズを提案している。バイヤーの石幡瞬さんに別注のランチコートについての話を聞いた。「他との差別化としてこだわったのは、なんといってもカラーボア。〈ラングラー〉の歴史でも前例のない仕様変更で、インパクトは抜群です。しかしそれだけでなく実はディテールにもこだわりが詰まっていて、往年の〈ラングラー〉のファンにも納得してもらえるような仕上がりになっています。店頭でも海外のお客さんや年配のかたなど、幅広く手に取ってもらっています」

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ビビッドカラーのボアは、ブルーのほかにイエローとレッドも。よく見ると表面から通常よりも多くボアがはみ出るよう設計されている。襟元は70年代のモデルに見られた控えめなサイズ感を再現し、肩幅やアームホールにも微調整を加えて、一般のものよりもゆったり作られている。ロゴも昔使われていたものを復活させるなど、カラーボア以外にも見所満載。

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三好孝之(渋谷店 ショップスタッフ)

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〈ヴァイナル アーカイブ〉トップス ¥23,000+TAX、パンツ ¥30,000+TAX、〈ドクターマーチン〉ブーツ ¥21,000+TAX(すべてシップス 渋谷店)

「今季も引き続き人気の高いスポーツテイストのアイテムを、さり気なくインナーに取り入れたブリティッシュなスタイル。目の細かいチェックのスラックスに足元は〈ドクターマーチン〉の靴を合わせ、クラシカルな格好を表現しました。大人を意識した着こなしだからこそ服のサイズ感はジャストフィットがベター。色でも緩急をつけることで見た目がより豊かになり、自然とまとまりが生まれるので参考にしてみてください」

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〈チャンピオン〉パーカ ¥11,000+TAX、〈リー〉パンツ ¥16,000+TAX、〈リーボック〉スニーカー ¥13,000+TAX(すべてシップス 渋谷店)

「ランチコートをコーポレートカラーである青を基調にした、ストリートライクな着こなしで表現しました。どうしても主張の強くなるカラーボアを逆手にとって、思い切ってトーンを揃えてみるのもオススメです。いつもよりもワンサイズ上のものを選んでゆったりコート感覚で着こなせば、自然と抜け感も表現できますよ。これからの時期は赤や黄色も良さそうですね」

SHIPS 渋谷店
電話:03-3496-0481
www.shipsltd.co.jp

リー・ジャパン
電話:03-5604-8948
wrangler-jeans.jp

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