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FEATURE| アシックスタイガーのコンセプトショップ誕生! 大阪・心斎橋に作ったその理由とは?

アシックスタイガーのコンセプトショップ誕生! 大阪・心斎橋に作ったその理由とは?

アシックスタイガーのコンセプトショップ誕生! 大阪・心斎橋に作ったその理由とは?

さる9月21日(水)に、大阪の心斎橋駅近くに世界初のコンセプトストアをオープンした〈アシックスタイガー(ASICS Tiger)〉。機能の〈アシックス〉、デザインの〈オニツカタイガー〉に対して、両者を掛け合わせたかのような“ライフスタイルスニーカー”として位置づけられている。コンセプトストアとして、文字通りそのままブランドのコンセプトをお客さんに伝える場所としてオープンした同店。そのオープニングパーティーでは、プライベートでも〈アシックスタイガー〉の愛好者であるTofubeatsがDJを務め、多くのひとでにぎわいを見せた。その模様を写真で紹介しつつ、このコンセプトストアのオープンを主導したアシックスジャパン取締役の庄田良二さんに、なぜこの場所を選んだのか、その理由やお店のこだわりについてお話を聞いた。

  • Photo_Masahiro Arimoto
  • Edit_Shinri Kobayashi
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庄田良二

アシックスジャパン株式会社 取締役。外資系ファッションブランドを経て、現職。国内外でのアシックスブランドのPRや経営戦略、出店計画などのビジネス面から、店舗のコンセプト作りやデザインのディレクションまで幅広く担当。

ガードレールがど真ん中にあるお店。

ーフイナムでもたびたび取り上げているライフスタイルスニーカー〈アシックスタイガー〉。「GEL-KAYANO」や「GEL-LYTE」シリーズという履けばわかる圧倒的な履き心地と、スタイルに取り入れやすいデザインとを兼ね備えた傑作スニーカーを生み出した。そして待望ともいえるスニーカー約100型がフルラインナップで並ぶ、コンセプトショップが9月21日(水)にオープン。表通りから一つ入った裏通りに位置する同店内は、大理石やコンクリートを使った上質な空間ながらも、ガードレールが店の中心に設置されているというストリートを意識した空間作りとなっている。こうした空間がもたらすもの、場所へのこだわりについて語ってもらった。

庄田

ーまずこのお店はどんな立ち位置なんでしょうか?

庄田:販売店というよりは、〈アシックスタイガー〉のブランドコンセプトを伝える、コンセプトストアです。たとえば〈アシックス〉や〈オニツカタイガー〉との違いについても、このお店では感じ取ってもらえるのではないかと思います。

ーあえて言葉でその違いを語っていただくと?(笑)

庄田:〈アシックス〉は_“DO SPORTS”。スポーツブランドです。〈アシックスタイガー〉は、スポーツマインドを持っているけど、そのマインドをデザインで包んでいる。いわば〈アシックスタイガー〉は、隠されたスポーツマインドを持ったブランドといったところでしょうか。そして〈オニツカタイガー〉を特徴づけているものは、クラフトマンシップです。デニムのような後加工などは人の手で行っています。

ーでは〈アシックスタイガー〉についてさらに詳しくお願いできますか。

庄田:〈アシックス〉の機能を取り除いたものが〈アシックスタイガー〉というわけではありません。街には〈アシックス〉のシューズでは機能過多なので、不要な機能は削除する、そうして街で歩くのに最適なスニーカーを作っているという意識です。機能を抑えることで、スニーカーの素材、たとえばソールにも選択の幅が広がります。〈アシックス〉はその機能がビジブルで、〈アシックスタイガー〉は隠しているというわけです。

ーなるほど。

庄田:そして、アシックスタイガーには2つのラインがあります。80年代、90年代のデザインを使ったヘリテージライン。そしてそれをよりモディファイしたような、新しいテクノロジーを使ったスタイルを持ったラインです。

ーオンリーショップは国内初です。どうして東京ではなく、ここ大阪だったのでしょうか?

庄田:このお店は販売店ではなく、コンセプトストアという位置付けです。販売店で考えれば東京になります。やはりアシックスの創業は関西(神戸)ということで、この誕生地にまずは作りたかったのです。

ー探していたのはどんな立地条件でしょうか?

庄田:駅近くで、表通りではないところで探していました。表通りに作って、人が通り過ぎてしまうというのでは困ります。どちらかといえば、ゆったりと店内で過ごして、そのコンセプトを肌で感じて欲しかったので。

ーそのために、店内はどんなこだわりがあるのか教えてください。

庄田:什器にこだわっています。〈アシックスタイガー〉の対象年齢は全年齢なのですが、やはり大人に満足してもらうには、本物志向でないとダメですよね。だから大理石も使っていますし、LEDも通常のものとは違いますし、今回のパーティーではプロジェクションマッピングも登場します。音にもこだわって、50坪程度に10個のスピーカーを使っています。

ーブランドの愛用者でもあるDJのTofubeatsさんにも満足してもらえそうですね(笑)。

庄田:空間を作り上げることに関しては、労力は惜しみませんでした。先ほど申し上げた通り、買いに来る店というよりも、〈アシックスタイガー〉がどんなブランドかということがわかる店なので。極端なことをいえば、ガードレールに腰掛けて、水を飲んでゆっくりとしてもらうだけでもいい。いわば、“スニーカーの公園”になってもいいかなと。

ー今回、ロゴを新しくしたとお聞きしましたが?

庄田:ロゴとブランドカラーを刷新し、ブルーからイエローへ。イエローも主張しすぎないように、ストライプの差し色として使用しています。ただし、このロゴは製品には入りません。オリジナルを残したいという思いから、従来通り〈アシックス〉のロゴを残しています。でもこの変更を機に、スニーカーのボックスのロゴなども大々的に変わります。

ーオニツカタイガー〉は海外にも愛用者が多いと聞きますが、〈アシックスタイガー〉はどうでしょうか?

庄田:まずご説明すると、〈アシックス〉というブランド全般に対して、クールというイメージをお持ちの方が多い。日本のテクノロジーを使ったシューズということで、日本のものづくりに対してのリスペクトがあります。〈アシックスタイガー〉も歩くためのスニーカーということで同様ですが、デザインも支持されていると思います。たとえば、パリの「コレット」の店頭にも置かれているし、ニューヨークの〈キース〉のコレクションでは、ショー前に〈アシックスタイガー〉のスニーカーを履いていましたから。

ー今後ですが、東京でのコンセプトストアの計画はありますか?

庄田:場所ありきです。コンセプトストアなので、どこでもいいというわけではありません。わたしたちのコンセプトがちゃんと伝えられる、しかるべき場所が見つかるといいですね。

ーここから先は、当日のオープニングパーティーの模様を写真でお届けしよう。プライベートでも〈アシックスタイガー〉の愛好者であるTofubeatsがDJを務め、音や光の祝祭空間のなか多くのひとでにぎわった。この日のために、プロジェクションマッピングが披露されるなど、そのこだわりは非常に強い。そして庄田さんの言う“スニーカーの公園”を体現するかのように、東京で行われるオープニングイベントのときよりも、来場者が滞留する時間がとても長かったことも付け加えておこう。

庄田

ASICS Tiger OSAKA SHINSAIBASHI
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1−9−2 心斎橋OPA きれい館 1階
時間:11時~21時(心斎橋OPAの営業時間に準ずる)
電話:06-6282-8060
www.asicstiger.com/jp
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