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群雄割拠の時代を切り拓く、新たなメディア「KODE」の実態に迫る。

About the new medium called KODE

群雄割拠の時代を切り拓く、新たなメディア「KODE」の実態に迫る。

出版不況が叫ばれ、低迷を続ける雑誌業界を尻目に急成長を遂げるWEBメディア。ここ数年でその数は劇的に増加し、今まさに群雄割拠の時代に突入したと言えるでしょう。そんな現代において、またひとつの新しいメディアがローンチしました。SNSなどで目にした方もいるかもしれません。媒体の名は「KODE」。これまでその全貌についてはなかなか明かされてきませんでしたが、今回「KODE」のクリエイティブ・ディレクターでもあるエリック・ジェンキンス氏をお招きし、「KODE」の人格部分について迫りました。彼らが発信するコンテンツやメディアとしての姿勢とは?

  • Photo_Ryuta Seki
  • Text_Yuho Nomura
  • Edit_Ryo Komuta
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about KODE

新感覚なWEBメディアとして昨年ローンチした「KODE」は、読者の探究心や好奇心を刺激するオンライン型のインスピレーション・カルチャー・マガジン。「KODE」では、さまざまな分野でトレンドを牽引するリーダーたちを“KODE INSPIRATOR / インスピレーター”と呼び、彼らをフィーチャー。どんなことにこだわりを持ち、どのようにしてインスピレーションを得ているのか。そのヒントとなる“KODE / コード”を解読していきます。

「FOOD」「MUSIC」「STYLE」という3つのコンテンツテーマを軸に、インスピレーターのこだわりに迫る特集や企業やブランドとのコラボレーション企画などを毎日配信中。さらに、メンバー登録をすることで、限定アイテムやエクスクルーシブな体験イベントなど、各種プレゼントにも応募が可能。
kode.co.jp

消費者のために存在している新感覚なメディア。

まず初めに「KODE」を知らない読者のためにも、どんな媒体なのかを伺えますか?

エリック我々はWEBメディアや編集業務を専業とする会社ではないんですが、これまでに培ってきたマーケティングやブランディングの一環として、昨年10月に新しいメディア「KODE」を立ち上げました。コンテンツとしてフードやミュージック、ファッションなどのカルチャーを扱いながらも、最も重要視しているのは、そのメディアの全てがコンシューマー(=消費者)のために存在しているということ。今彼らが何を求めているのか、そこから波及していく全く新しい新感覚なメディアだと思っていただけると分かりやすいかなと思います。

他の媒体とは異なる、「KODE」の特徴があるとすれば、それはどんな部分に現れているのでしょうか?

エリックメインとなるコンテンツの感度や写真のクオリティもメディアの個性になっていると思いますが、特筆すべきは僕ら「KODE」チームと志を共にするインスピレーターたちと共に作り上げているという点です。それは単に企画への出演者にとどまることなく、協業によってオリジナルのプロダクト製作やイベントの企画・運営から、編集業務まで。あらゆる面でパートナーシップに近い関係性を築いているんです。そうしたインスピレーターたちを通して、読者は今まで体験することのできなかった、こだわりを感じることができるのではないかと信じています。

エリック・ジェンキンス:「KODE」ディレクター

具体的にはどんなインスピレーターの方々がいらっしゃるのでしょうか?

エリックメディア上でも明記していますが、例えば今年2月にNYコレクションに参加した〈N・ハリウッド(N.HOOLYWOOD)〉とそのデザイナーである尾花大輔さんや、気鋭トラックメイカーのtofubeats、さらにスケーターであり自身でブランドも手掛ける江川“YOPPI”芳文さんなど、ジャンルレスに様々な方がいらっしゃいます。そして今後もその数は増えていく予定です。

〈N・ハリウッド〉の尾花さんの記事やコンテンツはSNSでも拡散されていましたね。

エリックローンチに先駆け、話題性のあるトピックとして「KODE」の中でも特に大きなコンテンツだったので、目にする機会も多かったと思います。彼らとはインタビューからコラボレーションアイテムの製作、NYコレクションにまつわるレポートやファンの招待イベントなど多岐に渡って仕事をさせてもらいました。今後は、その〈N・ハリウッド〉以外にも、NY関連の記事が沢山公開されていく予定です。

PICK UP CONTENTS 01

『筆跡に魂を込めた、日本人アーティストの挑戦 現代美術家 山口歴』

KODE取材班が実際にNYへと渡り、スペシャルコンテンツとしてインタビューを敢行した、現地在住の現代アーティスト山口歴さんの特集記事。彼の生い立ちからアーティストとして活動することになった経緯、そして過去の実績や今後の展望などを濃厚な内容で構成している。
kode.co.jp/Articles/style-meguru_yamaguchi_interview

カッティングエッジな感度こそ「KODE」に必要なエレメント。

今後もそうした取り込みが続々と公開されていくのでしょうか?

エリックそうですね。まだまだ立ち上がったばかりの若いメディアなので、試行錯誤することも多く、トライ&エラーの繰り返しでもあるのですが、少しずつメディアとしての人格が見えてきたと思います。

PICK UP CONTENTS 02

『妄想スポット -中田みのり×鰻屋- 』

『INSPIRATION CULT MAG』クルーが監修・ディレクションを行う連載企画。毎月、摩訶不思議な妄想をテーマに現実ではあり得ないストーリーを具現化したフォトビジュアルが目を引く。
kode.co.jp/Articles/style-Moso_Spot_02

エリックこの記事は、「KODE」をともに運営するパートナーのひとつである「INSPIRATION CULT MAG(以下ICM)」というクリエイティブ・フォトグラファークルーが制作しています。彼らは世界中に同じ志を持ったフォトグラファーの仲間を持ち、その仲間たちと共に自ら『INSPIRATION CULT MAG』というフォトカルチャーマガジンを発行しています。他にもInstagramのプラットフォーム上などを中心にブランドや広告などの分野で活動しています。彼らのカッティングエッジな感度は「KODE」内でも確かな存在感を発揮しており、メディアの人格形成の一部として大きな役割を担っています。

フォトグラファーのチームが運営側に加わるカルチャーメディアというのは、新しいですね。

エリックはい。こうしたいくつかのチームと連動することによって、「KODE」本来の強みと相まって、より強いメディアとして成長していけると感じています。ミレニアル世代などを中心とした視覚情報を多角的に求める世代に対してもアピールしていきたいです。

運営に関わる外部のチームともしっかりと連携が取れていることで、固定概念に囚われない情報発信も期待できそうですね。

エリックそうですね。記事としてのクオリティはもちろん、写真やデザイン、しいてはシステム的な部分でも精鋭を終結させることで、総合的にメディアとしての価値を高めることができます。しかし、あくまでそれはメディア側のインフラ整備であって、初めにも話したコンシューマーありきのメディアであるという立場は一貫しています。

PICK UP CONTENTS 03

『92 'Til Infinity -The street archives of THE NORTH FACE-』

現在、世界規模で広がる〈ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)〉の大きなムーブメントの一翼を担う東京の名店「ザ アパートメント(The Apartment)」を特集したファッションシューティング&インタビュー。さらにこれまでメディアで取り上げられることのほぼ皆無であったと言える、厖大なアーカイブピースも、ページ後半にカタログ形式で紹介している。
kode.co.jp/Articles/style-92_til_infinity

今後のメディアが進むべき方向について「KODE」はどのように考えていますか?

エリック僕は会社のマーケティング部署における統括ディレクターでもあるのですが、そこでの生業にもなっている広義的なブランディングとも精通するのが、この「KODE」の特性なんです。常に読者のことを最優先で考え、そこになにかしらの気付きやきっかけを与えられるメディアでありたいですね。今後、「KODE」では僕らの真骨頂とも言えるコンテンツが沢山公開されていきます。ぜひ楽しみにしていてください。

KODE

KODEキャンペーン事務局

電話:0120-577-807(10:00〜18:00 土日祝日、年末年始を除く)
メール:support@kode.co.jp

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