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FEATURE|REDEFINED.REDESIGNED REBORN Clarks NATURE Ⅳ クラークスの革新がもたらした、ネイチャーⅣという核心。

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REDEFINED.REDESIGNED REBORN Clarks NATURE Ⅳ

クラークスの革新がもたらした、ネイチャーⅣという核心。

1982年に誕生した〈クラークス(Clarks)〉の「ネイチャー(NATURE)」。以来、約30年にわたり、〈クラークス〉の靴づくりを定義してきたモデルだが、今回ローンチされる「NATURE Ⅳ(ネイチャー Ⅳ)」は、これまでのシリーズからデザインを一新し、靴作りの未来を再構築する可能性を秘めたシューズなのです。今回はスタイリストの山田陵太さんを迎えて、〈クラークス〉との思い出やこの革新的モデルについての感想を伺うとともに、「ネイチャー Ⅳ」を使ったオススメのスタイリングを提案してもらいました。

  • Photo_Takeshi Kimura
  • Styling_Ryota Yamada
  • Text_Yasuyuki Ushijima(NO-TECH)
  • Edit_Yosuke Ishii

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ストリートファッションからヴィンテージウエアまで、さらには音楽や映画といったサブカルチャーなどの豊富な知識に裏打ちされたスタイリングに定評があり、広告やカタログなどでも辣腕を振るうスタイリスト山田陵太さんに、このほど発表された「ネイチャー Ⅳ」について伺いました。実際に手にとってもらいながら「ネイチャー Ⅳ」のデザインについて、履き心地について、さらにはスタイリングのポイントなど、スタイリストならではの目線で捉えた「ネイチャー Ⅳ」の魅力を存分に語っていただきます。

90年代に出会ったデザートトレックが初めてのクラークス。

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―まずは山田さんと〈クラークス〉の出会いからお聞かせください。

山田:おそらく高校生ぐらいのときに購入した茶色の表革の「デザートトレック」が初クラークスだと思います。確か96~97年頃の話で、その当時、かなり流行っていたんですが、色々悩んで購入していた思い出がありますね。無理やり学ランに合わせて、学校にも履いて行ったりするぐらいお気に入りでしたよ(笑)

―〈クラークス〉は山田さんの中でどういったイメージだったんでしょうか?

山田:その当時は自分がファッションに目覚めたばかりで、シューズの選択肢も限られたものでした。スニーカーかワークブーツか、もしくは〈クラークス〉か、というイメージでしたね。選択肢の中のひとつにドーンと君臨するような存在だったのを覚えています。

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—その後、デザートトレックからどんなモデルに移行したのでしょうか?

山田:それからクレープソールじゃない、白いソールのデザートブーツが欲しかったんですけど買えなくて、古着屋でデザートブーツを買ったりしましたね。2年前ぐらいから仕事のスタイリングでも〈クラークス〉をよく使うようになって。それから自分も欲しくなり、最近ローカットの黒いワラビーを買って色々なスタイルに合わせています。

—スタイリングに使うようになったというのはやはり90年代スタイルの隆盛からですかね?

山田:そうですね。自分のイメージでは太めのパンツを合わせた王道のストリートスタイルに、スニーカーではなく、あえてワラビーやデザートブーツを合わせるような感じでした。いま見ると、高級革靴よりもかなりリーズナブルに感じるし、スタイルへの汎用性も高いので、着こなしにも取り入れやすいと思います。履き心地もよいのでリラックスするときは欠かせないですね。

快適な履き心地はもちろん、絶妙なモダンさとクラシック感を表現できる「ネイチャー Ⅳ」。

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—今回、誕生した「ネイチャー Ⅳ」ですが、最初に見た時の感想は?

山田:これまでのネイチャーシリーズは同ブランドらしい温かみのあるデザインでしたが、今回の「ネイチャー Ⅳ」は、かなりハイテク感が際立っていますよね。最初、まるで別のシューズなのか…って思ったぐらいです。スニーカーとコンフォートシューズを融合させたようなハイブリッドな印象を持ちました。あとはこのハイテクの粋が集ったようソールもインパクトありますよね。

ー確かに今までのネイチャーシリーズからは想像つかないデザインですよね。

山田:コンフォートシューズとしての履き心地を追求しながらデザインを大胆に一新し、スポーティーさが一気に増しましたね。一見スニーカーのようにも見えますが、甲の幅を持たせた独特のラスト形状やソールの作りがスニーカーとはまるで違う。どこにもカテゴライズされない、新しいシューズという感ででしょうか。メッシュとレザーをコンビにしたアッパーや、くるぶし部分のソックデザイン、そしてヌメ革のヒールタブなど見所もたくさんあります。

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ぼってりと丸みを帯びたつま先部分。程よいゆとりをもたらし、快適な履き心地が味わえる

—実際に履いてみた感想はいかがでしょうか?

山田:簡潔に言うと、程よい重さもありながら、めちゃくちゃ履き心地がいいですね。通常のシューズに比べて、つま先のシルエットが広いので適度なゆとりもあるし、くるぶし部分にソックをあしらっているので快適なフィット感と履き心地が味わえます。

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—歩行性はいかがでしょう?

山田:きっとこのインソールの賜物でしょうか、歩行性も十分ですね。インソールの裏側にある丸いポイントが良いクッションなっているし、よく動く箇所には溝を入れているので屈曲性にも優れています。歩いてみるとよく分かるんですが、このインソール裏のポイントが一個一個沈んでいくような感覚がありますし、ソールの屈曲性からくる返りの良さも、歩きやすさにつながっているんだと思いいます。他にはない履き心地なのは間違いないですね。

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履き心地の秘密はインソールにあり。裏側全面にあしらった丸い突起物がクッションとして効いている

—ソール以外で気になる点はありますか。

山田:アッパーのメッシュも通気性が高いから、今後、暖かくなる季節には丁度良いですね。ジメジメする日本の気候には通気性は大事ですから。アンクル部分の履き口は足入れがよく、脱ぎ履きしやすいから、ホント快適ですよ。

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ソックスのようにデザインされた履き口。これにより高いフィット感と足入れの良さを実現

—山田さんならどうスタイリングに取り込みますか?

山田:これだけ見た目がハイテクだと、オーセンティックかつ有機的にストリートに合わせるよりは、ハイテクスニーカーを合わせるような感じでスポーティなアクセントとして取り入れるのが良さそうですね。ただトゥの部分やシューレースのところはレザーになっているし、色展開もシックな色味がそろっているので、全体的に落ち着いた感じに仕上げれば、大人っぽさも引き出せそうです。絶妙なモダンさとクラシック感が出せるので、いろんなスタイリングで、今っぽさを出せそうですね。

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次のページでは、「ネイチャー Ⅳ」を使用した山田さんお勧めのスタイリングを紹介
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