SPECIAL

「フイナム」が様々なブランドやヒトと
コラボレーションしたスペシャルサイトです。

CLOSE
陽気でフリーキーな旋律。 ロード・エコーのジャパンツアー。

LORD ECHO in JAPAN.

陽気でフリーキーな旋律。 ロード・エコーのジャパンツアー。

ニュージーランドが生んだマルチ・インストルメンタルプレイヤー兼プロデューサー、マイク・ファブラスのソロ・プロジェクト「ロード・エコー(LORD ECHO)」。ソウル、レゲエ、アフロ、ファンク、そしてジャズ。フレーズの反復に加わるリズミカルなジャムセッションから生まれる極上のソウルフル。ここ数年の音楽業界不況の中、異例の大ヒットを記録し、現在もバックオーダーが絶えないという、要注目のアーティストが約2年ぶりに来日しました。ステージはTAICO CLUBとBLUE NOTE TOKYO。多様なジャンルが極めて自然に混ざり合う「ロード・エコー」のパフォーマンスの全容を、マイクへのインタビューとともにスナップ形式でレポートしていきます。

  • Photo_Makoto Tanaka(HUMPLAND)
  • Text_Ryosuke Fukunaga(TNP)
  • Edit_Jun Nakada
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

LORD ECHO(Wonderful Noise / New Zealand)
ニュージーランドの首都ウェリントンを拠点に活動するマルチ・インストルメンタルプレイヤー兼プロデューサー、マイク・ファブラスのソロ・プロジェクト。2011年11月にワンダフルノイズより発売したデビュー・ソロ・アルバム『メロディーズ(WNCD2004)』は、ソウル、レゲエ、アフロ、ファンク、そしてジャズなどの要素を独自にブレンドしたサウンドで話題に。なかでも、収録曲「Thinking Of You」はジャイルズ・ピーターソンをはじめ、オリバー・ワン、トッド・テリエ、リチャード・ドーフマイスターなど国内外のプロデューサー、ミュージシャンを中心に話題を呼び、瞬く間にその名は広まった。ここ日本でも、発売されたアナログレコードがあっという間に完売するなど、いま人気を集めている注目のプロジェクトだ。2016年、待望のサード・アルバムを発表予定。

https://lordecho.bandcamp.com

今回のツアーメンバー

左から:アイザック・アエズリー(トランペット、パーカッション)、ルシアン・ジョンソン(サックス)、ダニエル・ヘイルス(キーボード)、リサ・トムリンス(ヴォーカル)、マイク・ファビュラス(ミキサー、ギター)

まずは「TAICOCLUB'16」から。

ー  

2016年6月4日(土)、6月5日(日)長野県木曽郡木祖村「こだまの森」にて開催された「TAICOCLUB’16」。ロード・エコーのステージは2日目の朝。1日目の夜に雨が降ってきてどうなることかと心配になるも、朝方小雨になった頃、無事ライブはスタートしました。

「TAICO CLUB」と「BLUE NOTE TOKYO」という対象的な2つのショー。

ー  

「タイコクラブはホントに良い環境だったよ。あそこでのイベントは夜も朝もマジックみたいな感じだった。イベントに来ていた人たちは、ダンスしてパーティを楽しんでいるけど、お互いをリスペクトし合っているように見えたんだ。それってニュージーランドのフェスでも他のフェスでもなかなかないことだと思うよ」

ロード・エコーも驚く日本のライブ環境。

ー  

「日本ではサウンドシステムはもちろん、ステージに関わるすべての技術にいつも驚かされるよ。すごくプロフェッショナルだし、それを世界に伝えることはすごく大事だと思う。他の国でこういった経験は一度もないね」

ー   

6月5日(フェス2日目)の午前9時スタートという早い時間にも関わらず、集まった観客は見ての通り超満員。メンバーは記憶に残るナイスなパフォーマンスを繰り広げてくれました。

「TAICOCLUB」を後に一路「BLUE NOTE TOKYO」へ。

ー  

6月6日(月)、夜。続々と駆けつける音楽フリークたちを前に、全2ステージを披露。1stアルバム『Melodies』はもちろん、2ndアルバム『Curiosities』、そして今年リリース予定の3rdアルバムの中から選りすぐりの曲を集めた、約2時間のフルコース。フェスとは違った趣のあるライブは、序盤和やかなムードで進みながらも、後半は会場全体がヒートアップ。アンコールが連発するほど楽しい一夜でした。

ロード・エコーとしてのチャレンジ。

ー     

「ブルーノートも最高な場所だった。サポートスタッフも設備もすごくて感動したよ。僕らのバンドはもっとオリエンタルでクラブよりだから、オーディエンスが座って音楽を聴くショーは初めての挑戦だったんだけど、すごく楽しかったよ。日本でパフォーマンスするのが大好きだし、ファンが日本にいてくれることを本当に感謝している。良い音楽と一緒に踊ることは本当に充実した良い経験だと思う。人生は努力の積み重ねで、時には厳しく大変なこともあるけど、その後に夜遊びに出かけて、良い音楽を聴いて踊っていると、蘇ったみたいに楽しくなる。もしその空間を僕が人々に提供できていたらすごく嬉しいな」

ー  

実はこれで終わりではありません。むしろ前編。今回のロード・エコーの来日合わせて、〈nonnative(ノンネイティブ)〉や〈ホーボー(hobo)〉をメインに取り扱う東京・中目黒のセレクトショップ「vendor」が、メンバーをモデルに起用したファッションシューティングとインタビューを敢行。オンラインショップ「COVERCHORD」内の特集記事にて公開中です。合わせてチェックしてみてください。

後編はコチラから!
http://coverchord.com

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Page Top