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FEATURE|ジャーナルスタンダードとカーハート WIPのカプセルコレクションの裏側。

ジャーナルスタンダードとカーハート WIPのカプセルコレクションの裏側。

Behind the Scene from JOURNAL STANDARD × CARHARTT WIP

ジャーナルスタンダードとカーハート WIPのカプセルコレクションの裏側。

〈ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)〉が今年で記念すべき創業20周年。そんなメモリアルイヤーを記念して、かねてより密接な関係にあった〈カーハート WIP(CARHARTT WIP)〉とのカプセルコレクションがリリースされます。両者をつなぐキーワードでもある”ワーク”と”ユース”というテーマを見事に融合させた、このコレクションのルックの撮影はLAにて、元々はスケートボードのコミュニティで活動し、現在ではより幅広いジャンルで写真家として活躍しているデニス・マグラス氏によって撮り下ろされました。そして、コレクションのローンチのタイミングで、ルックをベースとした写真展が「ジャーナルスタンダード 表参道」にて開催。今回はルック撮影の裏側として、デニス・マグラス氏のインタビューをお届けします。

  • Photo_Asato Iida
  • Text_Maruro Yamashita
  • Edit_Jun Nakada
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デニス・マグラス(Dennis McGrath)

1969年ニュージャージー生まれ。 80年代中頃よりスケートボードを始め、同時期に写真を撮り始める。10年以上に渡りスケートボードのコミュニティ内においてフォトグラファーとして活躍し、『THRASHER』や『SLAP』など、数多くのスケートボードマガジンでの仕事や、〈HUF〉や〈FTC〉などのブランドからのフォトTのリリース、〈VANS〉のビルボード写真の撮影、盟友であるレジェンドスケーター、レニー・カーク(Lennie Kirk)の姿を撮影した写真集『HEAVEN』など、90年代にスケートボードカルチャーに熱狂した人たちにとっては忘れ難い作品を数多く残している。00年代中頃以降からは、スケートボード以外の題材の作品にも力を入れ始め、デニスの持つアウトサイダーとしての視点を活かした、ポルノムービー産業の裏側を捉えるドキュメンタリーフォトや、『Virgin America 』航空からの依頼でLAX空港を撮影した”Supersonic”シリーズなど、様々なタイプの作品を手がけている。デニスの写真で初期から現在まで共通していることは、その写真が持つ二面性、どこかもの悲しげで、人生に対しての儚さを感じさせる視点にある。彼は優れたフォトグラファーであると同時に、被写体の裏側にあるストーリーをも伝える素晴らしいストーリーテラーでもある。
www.dennismcgrath.net

ーあなたがスケートボードを始めたのはいつ、どのようなきっかけだったのでしょうか?

デニス:スケートボードを始めたのは1985年、16歳の時でした。兄弟のジョンと私は、その年の誕生日にデッキを手に入れたんです。それからいまに至るまでスケートボードをし続けています。

ーでは、写真を始めたのはどういうきっかけだったんですか?

デニス:カメラを手に入れたのは80年代の後半でした。それを使って兄弟がスケートボードで滑っている姿を撮影するようになったんです。私にはマットとジョンという二人の兄弟がいて、二人とも良いスケーターでした。当時、スケートボードの雑誌に載っている写真からインスパイアを受けました。そして、1994年にSan Francisco Art Instituteで写真の勉強をするためにサンフランシスコへ引っ越したんです。これが私にとって、アートやフォトグラフィー全般に興味を持つきっかけになりました。

ー90年代と比べて、現代のスケートボードコミュニティに変化はあると思いますか?

デニス:色々な面において変化があると思います。より企業的になっていますよね。同時に、いまのキッズのスケートのスキルは素晴らしいですね。

ーあなたのホームタウンはどこですか?

デニス:子供の頃は引越しが多い家庭でした。NYの郊外のニュージャージーで育ち、13歳の時に家族でテキサスのヒューストンへと引っ越したんです。そして、私がカリフォルニアに一人で引っ越す前に、家族もまた東海岸へと戻りました。なので、私自身はアメリカの様々なエリアで育ちました。子供の頃には、引っ越しというのは最悪なことでしたが、いまではその経験にとても感謝しています。

ーLAにはいつ引っ越したんですか?

デニス:2007年にサンフランシスコから引っ越してきました。あ、今月でちょうど10年になります(笑)!

ー最近のLAはどうですか?

デニス:最高ですよ。ここにはたくさんやることがあります。最近では、ファッションやライフスタイルに関する撮影を行うことが多いのですが、本のプロジェクトも並行してバタバタしながら進行しています。

ーいまLAで注目していることはなんですか? ブランドでも、人でもなんでもいいのですが。

デニス:〈イグノアード プレイヤーズ〉という新しいLA発のブランドは好きです。あと、キース・ハフナゲルが復活させた〈メトロポリタン〉という90年代のブランドも良いし、友達のアリーシャがやっている〈シー ティーン・エイジド〉っていうブランドもクールです。

ー日本のスケートボードのシーンについてはどう感じでいますか?

デニス:日本のスケートボードのカルチャーはいつも最高です! 常に良いスケーターがいて、良いスケートボードの写真も生まれていますよね。

ー〈カーハート WIP〉と〈ジャーナル スタンダード〉のカプセルコレクションの撮影はいかがでしたか?

デニス:とても楽しかったですよ。LAのダウンタウンを中心に、たくさんの異なるロケーションで撮影を行いました。ブロードウェイで車の中から撮影したり。とても最高な撮影でした!

ー〈カーハート〉にまつわる思い出は何かありますか?

デニス:アメリカの〈カーハート〉っていうのは、ずっとただの作業着でしたが、いまでは〈カーハート WIP〉のラインもアメリカで目にすることが出来るようになりました。本当にクールなブランドだと思いますし、たくさんのスケーターが好んで着ていますよ。

ー今後のプロジェクトについて教えてください。

デニス:現在3冊の本のプロジェクトを進行しています。ひとつはもう完成していて、NYで95年から00年にかけて撮影したものです。スケートボード、友人たち、ストリート、グラフィティ…。NYに行った際の経験がまとめられています。8月にアメリカ・バークレーにあるレーベル「モンステラ/エディション」から出版されます。次の作品は、私が体験したポルノムービーに関する内容になります。大雑把ではありますが、ポルノ産業で働く女性と私のセクシャルな関係をベースにした一冊で、LAの「リトル・ビッグ・マン・ブックス」から年内にリリースします。3冊目はまだ作業中ですが、この秋には完成するでしょう。内容はまだ秘密ですが、フィラデルフィアの「パラダイム・パブリッシング」から出版される予定です。

JOURNAL STANDARD × CARHARTT WIP 20th Anniversary Collaboration

Tシャツ ¥5,800+TAX、7分袖Tシャツ ¥8,800+TAX、長袖Tシャツ ¥8,800+TAX、スウェットパンツ ¥13,000+TAX

展開されるアイテムには、アメリカの警備員やブルーワーカーが身につけているリフレクターやエマージェンシーカラーと呼ばれるネオンカラーを、現代的なデザインに落とし込んだ半袖Tシャツ、長袖Tシャツ、7分袖Tシャツ、スウェットパンツがラインナップ。

20th Anniversary Collaboration ローンチパーティ開催!

5月26日のローンチパーティ当日は、今回のコラボレーションアイテムのルックを撮影した、LAのデニス・マグラス氏も来場 。LAのスケーターやクリエーターをモデルに起用し、LAの街中をスケートや自転車で駆け巡る姿を収めたルックや、デニス氏のフィルターを通した現在のLAの空気感が表現された写真が多数展示。その他、JOURNAL STANDARD×Carhartt WIPのコラボレーションアイテムを先行販売(6/1よりJOURNAL STANDARD各店にて発売)するほか、普段取り扱いのない〈カーハート(Carhartt)〉のアイテムを通常よりも、バリエーション豊富にラインナップ。今年で10周年を迎えるjournal standard Furniture×Carhartt WIPの家具もサンプル展示される予定。どなたでもエントランスフリーのフリービアイベントなので、友人知人を誘ってぜひ足を運んでください。

Carhartt WIP × JOURNAL STANDARD 20th Anniversary Collaboration ローンチパーティ

日時:5月26日(金)18:00〜20:00

場所:JOURNAL STANDARD 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前6-7-1
電話:03-6418-7961(MEN’S)
http://journal-standard.jp
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