都会の喧噪のなかで鮮やかに光る
池袋に来たらマストで訪れるべきお店。

この企画ではおなじみとなったショップ周辺にあるおすすめのスポット紹介。こだわりを持つ飲食店から、独自のカルチャーを発信するショップに至るまで、たくさんのお店がひしめき合う池袋の穴場スポットを荒金さんに教えてもらった。

「賑やかな池袋の街のなかでゆっくりしたいときにおすすめのお店です。朝早くから営業しているので、朝食を食べながら余裕のある朝を過ごすのにも最適なんですよ。早起きして来る甲斐があると思いますよ」

この日も朝早くに来店し、お店がおすすめするトーストの朝食を食べた荒金さん。練馬にある人気のパン屋「パーラー江古田」にオーダーしているという全粒粉パンは、ふわふわとした柔らかな食感で食欲を満たしてくれる。

「バターとはちみつに合って、やっぱりここのパンはおいしいですね！ ゆで卵がついてくるのもうれしい。贅沢な朝を過ごせます。あと、お昼の時間帯にはサンドイッチも提供していて、それもイケるんです。お買い物後にホッと一息つきたいときなんかもおすすめですね」

「ここではビンテージから現行物にいたるまで、さまざまなミリタリーアイテムが揃っているちょっとコアなお店です。店内にはこれでもか！？ っていうほどミリタリーアイテムで埋め尽くされていて、時間を忘れて掘る作業に没頭してしまいますね」

通路を狭くしてまで商品が山積みになった店内。男心をくすぐるお店とはまさにココのことを言うのだろう。

「USものはもちろん、ヨーロッパのミリタリーグッズもあるので軍物好きには垂涎ですね。小物類も充実しているので、ミリタリーにそんな興味ない人でも楽しめます。最近ではサバイバルゲームも流行っているから、そのためのアイテムを買いに来るのもいいと思いますね」

ラーメン激戦区で頭角を表す本当においしい４つのラーメン店。

池袋といえばたくさんのラーメン屋がひしめく群雄割拠のラーメン激戦区。どこのお店もおいしそうだから、正直どのお店の暖簾をくぐろうか迷ってしまう。ということで、荒金さんにおすすめのラーメン店を聞いてみた。

「最初に紹介したいのは『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒（きかんぼう）』ですね。ここはいつも並んでいる人気店。味噌ベースのラーメンを提供してくれるんですが、特徴はなんといっても辛さ！ 唐辛子のホットな辛さと、舌がしびれるような山椒の辛さが怒濤のように押し寄せてくるんです。ちなみに辛さは選べるので、自分好みの一杯を探すのも楽しいですよ」

「続いて紹介するのはコチラの『麺屋武蔵 二天』です。醤油とんこつ系のラーメンはしっかりした味わいで、やや太めの麺に絡むスープがたまらなくおいしい。あと豚と鳥の天ぷらが乗っているのもここの特徴で、とにかくボリューミーなのが魅力ですね。つけ麺もあるので、そちらも試してみてください」

「つぎはこちらの『鶏の穴』です。ここは白湯（パイタン）系のスープがおいしいラーメン店で、濃厚でトロミのある味は最高の一言。鶏の旨味をしっかりと抽出した出汁が効いていて、スープまで飲み干したくなります。ここもつけ麺があるのでそちらをオーダーしてもいいですし、サイドメニューの鶏めしも絶品です！」

「最後はこの『ベジポタつけ麺 えん寺』。胚芽をまぜた栄養たっぷりな太麺にポタージュのようなとろっとろのスープがしっかりと絡んで、とにかくウマい！ スープはとんこつと魚介がベースになっていて、最後のスープ割りまでしっかりと楽しめます。あと、つけ麺店だけあって気分に合わせて麺の量を選べるのもうれしいですね」

「ここには図書館のようにたくさんの本があって、なかには珍しい本も置いているんです。居心地のいい空間のなかで本を読みながらまったりしたい、そんなときにおすすめの場所ですね」

まるで池袋にある隠れ家のような空間。本棚にはたくさんの雑誌や写真集、小説などがジャンルレスに置いてあって、知的好奇心が旺盛な荒金さんの脳内を刺激するんだとか。

「ここは“泊まれる本屋”としても有名なお店。池袋で一日遊び疲れたら、ベッドで本を読みながら寝ることもできるんです。好きな本を眺めながら眠れるなんて、最高ですよね」

池袋の案内を終え、気持ちよさそうに寝ながら本を読む荒金さん。「JOURNAL STANDARD 池袋店」で買い物を楽しんだあとは、せっかくだから今回紹介したお店で池袋という街を満喫してみてはどうだろう？ きっと楽しい一日がすごせるはずだから。