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FEATURE|The Man Who is Working At The Place.

接客に情熱を燃やす
札幌店のスニーカーマニア。

札幌生まれ札幌育ちの福嶋さんがレコメンドする、
おすすめ観光スポット!

自然が豊か、食べものがおいしい、そしてなにより地元の人たちはみんな優しい。福嶋さんに札幌の魅力を尋ねるとそんな言葉が返ってきた。ということで、札幌で生活して38年になる福嶋さんに、そんな地元の魅力を感じれるスポットを案内してもらった。「JOURNAL STANDARD 札幌店」で買い物を楽しんだあとは、ゆっくり市内を観光してみよう!

札幌にきたらまずはココへ!
大通り公園でとうきびを丸かじり!

お店から歩いて5分程度のところにある大通り公園は、街の中心地を東西にまたぐ大きな公園だ。ベンチがたくさんあったり、しっかりと整備された芝生もあって、地元の人たちの憩いの場になっている。

「札幌の景色でおなじみのテレビ塔が見えたり、売店では地元の名物のとうきびとほくほくのジャガイモが売っているんです。ゆったりと流れる空気のなかで、この名物を食べながら観光の計画を立ててみるのはどうでしょう? ちなみにここの近くには、赤レンガでつくられた北海道庁旧本庁舎や札幌時計台などの名所があるので、ちょっとしたプチ観光も楽しめますよ」

  • とうきびとジャガイモのセットは300円。とうきび一本まるごと売っている売店もあるぞ。

大通公園
札幌市中央区大通西1~12丁目
011-251-0438(大通公園管理事務所)

音楽との繋がりがあるお店で絶品スープカレーを食す!

札幌といえばスープカレー発祥の地としても有名。これを食わずして、札幌へ来た気になるなんて言語道断だ。とはいえ、どこのお店に行こうか悩んでしまうのも事実。発祥の地だけあり、市内にはたくさんのスープカレー屋があるからだ。そんなときこそ、福嶋さんにおすすめを聞いてみる。

「やっぱり『スープカリー イエロー』ですかね。高圧釜で素材の旨味を抽出した出汁に、こだわりのスパイスがブレンドされたスープは本当に絶品です。辛さも選べるので、辛いのがニガテな人にもおすすめですね。あと、ヒップホップが好きな人は必ずここに来て欲しいですね」

  • お店の一番人気はこの「チキン野菜カリー(¥1,100)」。ライスも北海道産の「きらら397」を中心に15種類の穀物をブレンドしていて、
    お店のこだわりを感じる。 トッピングも豊富にあるので自分だけの一杯を追求するのもおすすめだ。

店内にはレコードがズラリと並んでいて、なにやらカルチャー的な趣きも感じられる。お店のオーナーである髙橋さんに話を聞いてみると、札幌を代表するヒップホップ・アーティスト「ザ ブルーハーブ」と個人的に親交があることが発覚! 彼らの私物のレコードも展示してあって、札幌のカルチャーを舌と肌で感じることができるのも嬉しい。

スープカリー イエロー
札幌市中央区南3条西1丁目 エルムビル1F(ゲオディノス裏)
011-242-7333
11:30~22:00(ラストオーダー 21:30) / 年末年始をのぞき年中無休

札幌の自然を感じられる円山公園でプチアウトドアを堪能!

せっかく北海道に来たのなら、その豊かな自然を味わいたいところ。福嶋さん曰く、札幌から近くてなおかつ手軽に自然を堪能できるところといえば、円山公園がうってつけなんだとか。

「ここはお店の最寄り駅である札幌市営地下鉄の『大通り駅』から東西線に乗ってわずか3駅の場所。公園のなかには原生林として保護されている区域もあって、手つかずの自然が残っているんです。森林浴をしながらマイナスイオンを浴びるのも気持ちいいし、簡単なハイキングコースや動物園まであるので、札幌でプチアウトドアをしたいならココしかないですね。これからの季節は雪が積もるので、その景色も素敵ですよ」

円山公園
〒064-0959
札幌市中央区宮ヶ丘
011-621-0453(円山公園管理事務所)

札幌の夜はこだわりのジンギスカンでスタミナをつけよう!

札幌に来たらやっぱりジンギスカン! ということで、おすすめを福嶋さんに聞いてみたら、真っ先に「すすきのにある『やまか』ですね」という答えが返ってきた。どうやらここには福嶋さんの元同僚の方が働いているらしく、「サービスも味も最高」とのこと。さっそく、生ラム、ラム肩ロース、マトン肩ロースの盛り合わせをオーダー! 福嶋さんに焼いてもらったぞ!

  • 「お肉の盛り合わせ(一人前 / ¥1,500+tax)」は特製のタレ、もしくは塩で。
    野菜のメニューも充実しているから、栄養が偏る心配もゼロ! オーナー曰く「ひとりジンギスカンもウェルカムです!」とのこと。

「いやぁ、本当にウマいですね。脂っこくなくて味があっさりしている。羊肉特有のくさみがまったくなくて、何皿でもイケちゃいますよ」

福嶋さんの言う通りくさみが全然なくて、自家製のタレや塩との相性も抜群! しかも肉が柔らかくてバクバク食べれてしまう。どうしてこんなにおいしいのか? その秘密をオーナーの若林さんに聞いてみた。

「うちは仕込みに力を入れているので、羊肉がニガテな人でもあっさりと食べれてしまうのが特徴ですね。とはいえ、肉本来の旨味もしっかり残るようにしているので、ジンギスカン好きの方にもおすすめです! 最後に〆のラーメンを食べていってください」

そういって供されたのは、鍋に入れられたラーメンと特製の出汁だった。ジンギスカンのタレにその出汁を注いでもらうと、つけダレが完成。〆はつけ麺形式で食べるラーメンなのだ。

「醤油ベースのあっさりしたつけ麺。コレは本当に絶品ですね、毎日食べたいくらいです(笑)」

そう言って舌鼓を打つ福嶋さん。おいしいジンギスカンをお腹いっぱい食べてご満悦の様子。

「やっぱり札幌のグルメは最高ですね。『JOURNAL STANDARD 札幌店』に来られた際はいろいろおすすめのお店をご紹介するので、ぜひ一度遊びに来て欲しいですね」

そんな言葉を最後にくれた福嶋さん。その場所へ訪れたとき、やっぱり地元の案内人がいると心強い。ということで、札幌の街へ行った際は福嶋さんのもとへ駆け込むのがいいかもしれない。

やまか
〒064-0806
札幌市中央区南六条西4丁目-1
011-561-3577
17:00~23:00(ラストオーダー 22:30)/ 毎月第一日曜日定休