理想のクラフト郷、笠間・益子のものづくりの魅力に触れる6日間。
11月9日（水）より、伊勢丹新宿店本館の7F催事場にて、笠間〜益子エリアを拠点に活動するクラフト作家を中心とした展示販売会「KASAMA∞MASHIKO（カサママシコ） 理想のクラフト郷へ -- 笠間と益子の魅力 --」が開催されます。
栃木県益子町と茨城県笠間市。北関東に隣接するこの2つの街は、陶芸や木工、ガラス等のクラフトから、染色、アパレル、家具に至るまで、古くから民藝運動の中心地として栄えてきました。思想家・柳宗悦らとともに、この活動の中心人物として活躍した陶芸家・濱田庄司によって見いだされたこの地は、美しい自然の風景やコミュニティに支えられた理想郷として、今なお多くの芸術家や工芸家たちに愛されています。
しかし、先の東日本大震災によって、たくさんの登り窯や作品が倒壊・破損。この地で活動する作家の多くが、甚大な被害を被ることとなりました。それでも彼らは、今まで以上に話し合い協力してこの危機を乗り越えようと団結。今回の展示会では、そうした笠間〜益子エリアに根付く豊かなものづくりの伝統や暮らしの魅力を再発見することを目的に、およそ80組の参加者たちが6日間に渡り展示・販売を行います。
東京で、笠間・益子のものづくりの技術や背景に触れる事ができる貴重な機会。素晴らしい工芸作品に出会えることと思いますので、その目で確かめに足を運んでみてください。
「KASAMA∞MASHIKO（カサママシコ） 理想のクラフト郷へ -- 笠間と益子の魅力 --」
会期：2011年11月9日（水）〜11月14日（月）
時間：10:00〜20:00（最終日は18:00まで）
会場：伊勢丹新宿店本館7F催事場
住所：東京都新宿区新宿3-14-1
電話：03-3352-1111
制作：かさまましこ制作委員会
www.landscape-products.net/blog/archives/2011/10/kasamamashiko.php