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AMRICAN EAGLE OUTFITTERS®と考えるアメカジのイロハ。 vol.14

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プリミティブなアメリカの魅力

『アメカジ』というとアイビースタイルやプレッピースタイルが源流にあるアメリカン・トラディショナルスタイルや、ジーンズに象徴されるワークスタイル、ミリタリースタイルがその中心。パッと思い浮かべるのは、多分そのあたりじゃないだろうか。でもそれよりももっと前のハナシ。ネイティブ・アメリカン達がその地を治めていた頃のプリミティブなスタイルだって、アメカジの大事な要素のひとつ。その象徴がトライバル・パターン=民族柄だ。これ、近頃にわかに人気が上昇中。マークしておいたほうが絶対にいい。

そもそも北アメリカ大陸に最初に住んでいたのはアジア系のモンゴロイド。いわゆるインディアンだ。彼らは部族ごとに独自の文化を育み、それぞれが独自のコミュニティーを作った。その種類は多岐にわたるが、アメリカ南西部のインディアンであるナバホやホピなどはインディアンジュエリーでも有名だから知っている人も多いはずだ。柄や生地でいうなら、ニューメキシコのチマヨが有名。ここはアメリカの南に位置するメキシコの先住民族が北上して入植した地域。自給自足のために農耕や機織りの文化が発達。とくに芸術性の高い柄の織物は注目を集め、今なお人気だ。

柄の種類は部族ごとに本当に様々。太陽や動物など、神聖とされているものをモチーフにしたものもあれば、シンプルなボーダーもある。ただしそのどれもが、インディアンにしか出せない独特な空気感を持っていて、それが今、スタイルのスパイスとして改めて注目されているのだ。

スタイルのアクセントとして人気上昇中

インパクトはあるがアメカジとの相性は抜群。だからコーディネートにも実は取り入れやすい。いつもの着こなしにさらりとワンポイントで取り入れるだけでOKだ。もちろんメインアイテムとして使ってもいいし、チラリとのぞくだけでも新鮮なアクセントを演出してくれる。まずは手に取りやすいデザインと価格帯のアイテムから始めてみるのもいい。

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(左から)
ニットパーカ¥8,490+tax
ショールカラーカーディガン¥8,490+tax

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(左から)
Tシャツ各¥2,990+tax
シャツ¥4,990+tax

アメリカンイーグル アウトフィッターズ
電話:03−6418−1067
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