FEATURE |
AMRICAN EAGLE OUTFITTERS®と考えるアメカジのイロハ。 vol.16

家の中でも靴を履く習慣をもつアメリカだから、ソックスへの関心は低いと思いがちだけど意外に重要だったりする。ワーカーたちの履くブーツの内側では肉厚なソックスがしっかりと足を守っていたし、アイビーリーガーたちの間ではリブ編みのラインソックが特に人気を博していたとか。アメカジとも縁の深いそれらの歴史を考えてみても、ソックスはアメカジに欠かせないパーツって言えるのではないだろうか。

定番ジーンズこそソックスが命

左：ソックス ￥690+tax　ジーンズ ￥5,990+tax　ブーツ￥10,990+tax
右：ソックス ￥690+tax　ジーンズ ￥5,990+tax　スニーカー￥5,490+tax

ジーンズスタイルを簡単にアップデートするならやっぱりソックスが一番効果的。今季ならロールアップしてジーンズ×ソックス×ブーツの足元レイヤードを遊ぶものオススメ。クリーンなスニーカーならちょっと派手なデザインを合わせても難なく馴染む。バリエーションは多く揃えておいたほうが良さそうだ。

ワークな“チノ”にちょっとした遊び心を

左：ソックス ￥690+tax　チノパン ￥5,490+tax　スニーカー￥2,990+tax
右：ソックス ￥690+tax　チノパン ￥5,490+tax　ブーツ￥10,990+tax

アメトラやプレッピー御用達のボトムスといえばチノパン。出どころはミリタリーだけど、綾織りツイル生地の丈夫さ以上に見た目の清楚さが誰の目にも好ましく映るはず。で、その好印象を崩さず普段から気軽に穿くとしたらさり気なくヌケ感を表現できる上品なアーガイル柄がいい。

黒の尖った印象を柄でサラッとかわして

左：ソックス ￥690+tax　ジーンズ ￥6,990+tax　スニーカー￥2,990+tax
右：ソックス ￥790+tax　ジーンズ ￥6,990+tax　スニーカー￥2,990+tax

ロックミュージシャンが時おり見せる茶目っ気にグッとくるように、オール黒のソリッドな着こなしからのぞく柄はスタイルをより魅力的に見せてくれる。ポップなチェック柄やドット柄ならなおさら。ただ、度を過ぎて派手な色を取り入れるとソックスばかりが浮いてしまうので気を付けて。

アメリカはベースボール発祥の地として知られているけど、誕生当時のチーム名を見れば「地名＋ストッキングス」といったものをやたらと目にする。それは、ユニフォームのバリエーションがまだ少なかったため、ソックスの色でチームを判別していたから。ソックスによって主張する考えは、昔からあったってわけ。ジーンズをはじめ、アメカジの定番ボトムスでも九分丈やクロップト丈が定番となり、ロールアップも一般的となった今、さり気なくソックスで自分を出してみるのもいいかもね。