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AMRICAN EAGLE OUTFITTERS®と考えるアメカジのイロハ。 vol.19

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いちいち説明なんていらない

“ミリタリー”はどうしてこんなにも魅力的で、ファッションと密接なのだろう。本能的に男らしさを求めるから?徹底した機能美だから?それを考えるのはもうあまり意味のないことなのかもしれない。ただ単純に格好いい。だから不朽の魅力がある。それでいいのかも。そのアイテムにはフランスものとか英国ものとかいろいろあるけれど、それをファッションに結びつけたのは、やっぱりアメカジの力は多分にある。

中でも代表的なものを一つ挙げるとすれば、M−65(フィールドジャケット)だろう。これはアメリカ軍によって使用された野戦用ジャケットで、1960年代中頃に1965年型モデルとして制式呼称されたことからそう呼ばれている。アウターだけど重すぎず使いやすいこのアイテムはファッションとの親和性がすごく高い。いつの時代も必ずどこかのブランドがそれをモチーフにしたものを出していて、見ないシーズンなんかないアイテムだと言っていいよね。

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ともに¥10,990+tax

『TAXI DRIVER』は見た方がいい

さて、M65を語るなら、見ておくべき映画がある。これがその格好よさなんだということがわかる映画が。それが1976年公開、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デニーロ主演の『TAXI DRIVER』。元海兵隊員のタクシードライバー、トラヴィスの心理と狂気を描く本作品。ストーリーもさることながら、終盤で見せるM65を着た姿が格好いい。別にオシャレとは言えない。だけど単純に格好いい。この無骨な格好よさをファッションに生かす。オーセンティックとかスタンダードとかがオリジンとかを大切にする今のトレンドなら、それがM65を着るときの極意と言えるかもね。

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例えばそれをアメリカンイーグルアウトフィッターズ®で考えるならこんな感じ。シルエットが洗練されているから、オーセンティックでいながら印象はモダン。トラヴィスのようにあえてそっけなく白シャツで着るのも通な感じがするし、逆にレイヤードで工夫して遊んでみるのもいい。コーディネートの懐が広いから、一枚あると絶対重宝するはずだ。コスパが高いから気兼ねなくガンガン着られるところもいいね。

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ジャケット¥10,990+tax、シャツ¥4,990+tax、ジーンズ¥6,990

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ジャケット¥10,990+tax、デニムジャケット¥7,990+tax、シャツ¥4,990+tax、ジーンズ¥6,990

アメリカンイーグル アウトフィッターズ
電話:03−6418−1067
www.aeo.jp