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AMRICAN EAGLE OUTFITTERS®と考えるアメカジのイロハ。 vol.21

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結局、ワードローブの必需品

寒い季節には暖かいアウターが必要だ。ただし間違えてはいけないのは、服は基本的に体を温めるものではないということ。つまり大事なのは、自分の体温を逃さないようにすること。体から発せられる熱を最大限衣服内に留めておくことが防寒の基本なのだ。その点において、ダウンジャケットは非常に効率的なアイテム。こんなに温かくて便利なものを始めて世に送り出した人は、きっと嬉しくて小躍りしただろうね。あ、ちなみにその誕生は約80年前。アメリカのブランドらしいよ。

さて、そもそもダウンジャケットの定義だけど、その名の通り、内側にダウンとフェザーを詰めたジャケットのこと。最近は化繊の中綿を詰めたものも多いけれど、それは厳密にはダウンジャケットとは呼ばないので、知らなかった人は覚えておこう。

じゃあダウンとフェザーとは何か?直訳すれば羽毛と羽根のこと。この羽毛=ダウンというのは水鳥の胸に生えているうぶ毛のようなもので、水鳥の大きさにもよるけれど、1羽からとれるのは5~10gととても貴重。一つ一つをじっくり見てみると、タンポポの綿毛のようにボール状であることから「ダウンボール」なんて呼ばれている。その綿毛の中にたっぷり空気を含んでくれるから、体温が逃げにくく温かいのだ。ちなみに吸湿発散性に大変優れているのも利点ね。

一方、羽根=フェザーは軸があるから弾力性があり、ダウンが潰れない役割を果たす。結果、よりたくさんの空気を衣服内に留めておけるというわけだ。よくダウンジャケットには「ダウン80%フェザー20%」という表記があるけれど、基本的にダウンの含有率が高いほど、温かいと考えていい。

アメリカンイーグルアウトフィッターズ®のダウンジャケットは「ダウン80%フェザー20%」のホンモノ。弾力性がしっかりあって、十分空気を含んでくれるから温かい。ディテールもしっかりしていて、これでこのコストパフォーマンスっていうのがびっくりだ。

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¥26,990+tax

このダウンジャケットはフロントの下にもう一つパーツが隠れていて、まるで2枚レイヤードしているみたいに見えるのが特徴。デザイン的にもフックがあるけれど、レイヤードされている分、衣服内の機密性がたかくて温かい。フードのファーが着脱可能で、イメージに合わせてアレンジできるのもいいね。ミリタリーテイストのデザインは今季の気分にもぴったりだし。

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¥16,990+tax

一方こちらはキルティング仕様のショート丈。コンパクトな設計なので印象がスマート。しっかり保温性があるのに見た目がすっきりというのはタウンユースに嬉しいポイントだ。裏地がフリース調の生地になっているのもポイントで、触感が優しくそれがまた温かさを後押ししてくれる。ちゃんと考えられている。

毎日の生活にもそうだし、ちょっとレジャーに行く時もそうだし、なにかとダウンジャケットが必要な時は多い。一着いいダウンを持っておくことはワードローブを充実させる絶対条件といってもいいくらいだ。汎用性があって費用対効果も高いアイテムは、見逃しておく手はない。

アメリカンイーグル アウトフィッターズ
電話:03−6418−1067
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